見出し画像

17歳の娘に言われたこと

こんにちは ナカちゃんです。

先日、高3の娘にこんなことを言われました。

「母ちゃんの仕事って、本当に大変だったんだね。」

突然言われたので驚いた。

何かあったのか?と聞いてみたら

「あれ、読んだの。#教師のバトン ってやつ?」

あーーー、あれか。

 ツイッターの方を読んだらしく、

「母ちゃんが、教師にはならんほうが良い。」と言っていた

意味がわかった。と言ってもいました。

 長女が生まれてから、私は通勤に2時間かかる中学校に

勤務していました。

 朝、子どもが起きる前に家を出て、夜ご飯の最中に帰ってくる。

 食事の支度は、ほとんどが自営業だったオット君が担当してくれて

いました。

土日も部活動があったり、何だりで、自分の子供と過ごす時間が

殆どなかったように思います。

 それから勤務する場所も変わったりしたのですが、

「自分の子どもに、時間と手間を掛けられたか?」と聞かれたら、

「無理でした。」と答えるだろうな。

 娘も寂しい思いをしていたんだ。

「ご飯のとき、いっつも、母ちゃん居なかったもんね。」

 成長した娘からのこの言葉が、胸に刺さりました。

「ごめんね。本当に、ごめんね。」


こんな状況で、教員のなり手が増えるわけはありません。

「自分のことを大切にできない人は、他人も大切にできない。」という言葉があります。

「自分の家族も大切にできないなら、他人の子どもも大切にできない。」のではないでしょうか。

自分の子育てに後悔はないけれど、反省なら山程あります。

65を過ぎたばーちゃんが、自分の子どもの担任なんて、ぞっとします。

自分の人生、残りを後悔しないように、

自分の「引き際」を決めていきたい。

 そうしないと、若い先生方へ 

バトンなんて渡りませんから。


#教師のバトン


サポートありがとうございます。頂いたサポートは、地元の小さな本屋さんや、そこを応援する地元のお店をサポートするために、活用させていただきます!