教育実習生のあなたへ

こんにちは ナカちゃんです。

しばらく更新していなかったのは、私の所にも教育実習生が来たからです。

複数の実習生が来たので、担当者としては てんやわんや。

2週目に入り、ちょっと落ち着いてきたので、これを書いています。

教育実習生の勤務初日、話したことを書こうと思います。



sさん、Tさん、教員にはなろうと思っていますか?

 2人とも、教員養成課程の大学ではないから、今回の教育実習に参加している同級生は少ないかもしれません。

 だから、正直、他の人よりはきつい夏休みだと思う。

 そして、今回実習に来る前には、周りからもいろいろと言われてきたのかもしれない。

 それから、#教師のバトン も読みましたよね。

 「教師は、ブラックだ」

 「そんな仕事、よくやるよね」

 「やめたほうが、いいんじゃない?」

 そんなことも言われてきたのかもしれない。

 それでもなお、勇気を持って実習をしようと思ってくれたことは、本当に貴重だと思います。

 こうして、若い人が、教員を志してくれることは、有難いことです。

でも、

 私は、「実習をしたんだから、必ず先生になって。」とは言いません。

 いろんな道の一つだと思って欲しい。

やってみて、「自分が向かない」と思うことも、大切な気づきだと思うのです。

だからこそ、この3週間は、理屈を抜きにして、精一杯がんばって欲しい。

 一生懸命やって、アナタ自身が気付いたことが答だと思うから。

 教師になっても、ならなくても、この3週間が、あなた方にとって忘れられない時間になって欲しいのです。

「あの時間があったから、今の私がある。」と 

 誇れるような時間にしてください。

 どんな道に進んだとしても、生徒達と過ごした時間は、

 あなた方にとっての人生の糧になるはずです。

 上手くいかないとき、暗い時代に、きっと心を照らしてくれる

灯りになってくれると思います。

 私自身も、そうでしたから。


 取り返しのつく失敗をたくさんしてください。

失敗を失敗と思えるようになれれば、それはもう、失敗ではありません。

それは、経験になります。

 うまくいったことよりも、うまくいかなかったことをしっかりと考え、

 次どうしたら良いかを決めて、やってみる。

 そのための 実習なのです。


 教師という仕事は、今、過渡期にあると思います。

 難しいからこそ、やりがいもある

 でも、いろんな事情で、続けられなくなったとき、

 教師の他にも、いろんな道があることも覚えておいて下さい。


 人生の中で、仕事を精一杯やることで、初めて見えてくる景色があります。

 それを観た後で、しっかりと自分の将来を見据えて下さい。

 これから3週間、一緒にがんばりましょう


#教師のバトン #教育実習生   #教員養成


 

 

 

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