「MEN 同じ顔の男たち」鑑賞してみて
今回は、A24新作映画「MEN 同じ顔の男たち」を鑑賞してきてその感想などを話してみようと思います。なお感想にはネタバレが多少含まれますので、ご覧になるときはご注意ください。
1.予告編を見た時の印象(映画鑑賞前)
この映画は予告編で見つけて数回ほど予告編を見ていたのですが、すごく謎が深い映画だなと思いました。田舎町を訪れる若い女性が、徐々に得体の知れない何かに追われると言う話ですが、主人公以外登場する人物は全員同じ顔の男性でとても奇妙ですし、迫ってくる何かの正体や、主人公の過去のことなど、色々気になって見てみたい気持ちが強くなりました。DVDとしてレンタルできる前に見に行ってみたいと思い、鑑賞してきました。
2.映画鑑賞後(”不思議さ”と”不快感”が入り混じった変な感覚)
早速映画鑑賞してきました。気持ち悪いと言う感覚しか残りませんでした。序盤の主人公の森の散歩の映像や、所々出てくるセリフも何もない”間”はとてもいいと思いました。ちょっと新鮮な気持ちで映像に没頭することができました。
しかし、村に登場する人物が全員(警官の女性と女友達以外)男性で同じ顔なのは気持ち悪かったです。管理人は優しい方だが、ジョークが下手だったり、神父さんは、主人公を慰めるのではなく責めたりするなど一癖ある人たちばかりでした。
気持ち悪いのは、映画の終盤で、何かが家の中に侵入してくるところです。最後の男性が次々に生まれてきてはまた次の男性を産んでいくところはちょっと耐えきれなくって目を覆ってしまいました。
映画のエンディングもあまりスッキリした終わり方をしません。なのでモヤモヤした気持ちで映画館を後にしました。
3.最後に
今回の映画は、考察が苦手だったり、「結局何が言いたいの?」となってしまうような人にはあまりお勧めしません。特に映画の終盤は気持ち悪いところがたくさんあるので、以前から見たかった人でない限り無理してみる必要はありません。
エンディングに関しては納得できませんが、見ることができたのでよかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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