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アーユルヴェーダドクターとSLEケアの軌跡①

2020年6月からSLEケアのため
アーユルヴェーダドクターのコンサルを受けています。
▼初めてアーユルヴェーダドクターのコンサルを受けての感想はこちら

私がSLEと診断されたのは、2年目出産直後、2016年のこと。
あれから色んな文献を読んで、完全菜食になったり、
紫外線に当たらないよう隠居生活をしたり、
試行錯誤しながら心と身体と向き合ってきました。

中でも、アーユルヴェーダを生活に取り入れてから
心と身体に変化が出てきたので、備忘録として残しておきたいと思います。

膠原病に悩む人、膠原病の家族を持つ人の少しでも役にたてば嬉しいな。
現代医学でSLEは原因不明の不治の病なんて言われるから、
何もできないのかと絶望しそうになるよね。

子供の頃から、人のいうことを聞かないへそ曲がりちゃんだったけど、
アーユルヴェーダドクターの指示だけは忠実に守っています。
盲信してるわけでは、試せるだけのことはしてきたし、
何より少しずつ確実に効果が出ているので、人体実験中です🔬

1. アーユルヴェーダでは完治可能なアーマヴァータ

現代医学で、SLEは原因不明の不治の病とされています。
人によって症状の出方も様々だし、重症度もほんとに様々だから
科学的に原因を突き止めるのは難しいのかもしれない。
主治医からも根本的な治療法はなく、
症状が出た時は、ステロイドでコンロールしていこうと伝えられました。

一方、アーユルヴェーダでは全ての病気の原因が古典書に書いてあります。
その中で、アーユルヴェーダドクターから、私の症状は「アーマヴァータ」という病気に分類されると教えてもらいました。

アーマヴァータは、アグニ(消化の火、消化力)が弱って、
消化管にアーマ(未消化のものが毒素となったもの)が蓄積して、
ドーシャバランス(本来生まれ持った体質)を乱していく。
そしてヴァータ(風)とう性質上、関節や心臓、肺や腎臓、内分泌、血液、眼、皮膚、神経、精神にまで症状が出る可能性がある病気です。

※アーユルヴェーダの一人一人をみるという特性上、
同じSLEという診断名がついていても
アーユルヴェーダでは私とは違う病名になる十分にあります。

私の場合は、関節痛、紫外線過敏、蝶形紅斑、突発的な手の痙攣、突発的な発熱がメインの症状で診断直前は、毎日関節痛で起きるの辛く、紫外線に当たると皮膚が火傷のようにただれるので、仕事をやめ子供たちとほぼ家の中で過ごしていました。

症状が多岐にわたるので患者としては、
この先どうなるか、ただ不安だけが増大していく毎日だったな。

2. 最初の治療は36時間断食!!!

何よりも、身体からアーマ(未消化のものが毒素となったもの)を
取り除くことが最優先ということで、最初の治療は36時間断食。
夜、朝、昼、夜、朝を水のみで過ごす、私にとってはかなりハードな断食でした。

2日休みをとり、食べ物に関心がいかないように
ずっと見たかった「ローマ帝国」をnetflixで一気見。
「ローマ帝国」のおかげで意外に楽ちんにお昼過ぎまではいけました。

けれど、夕方には活力がかなり落ちていました。
子供のお迎えに行かなきゃいけないのに、自転車を漕ぐのもだるい。

寒気と体力低下がひどく、
なんとか子供にご飯をあげ、衰弱した状態で眠りにつきました。

翌朝も水だけで過ごし、昼はムング豆の茹で汁、
夜はキッチャリー(アーユルヴェーダのお粥)で完了😩
ほんとにお疲れ私。

今も月に1回は12時間断食(夕食、翌朝食をぬく)を続けています。
やっぱり2ヶ月に1回かな...。
注意事項ですが、生理前は体力が低下しすぎてしまうので、
断食するなら生理前がおすすめです。

今日のまとめ

アーマ(未消化のものが毒素となったもの)を取り除いたあとは
瞑想指導、オイルマッサージ、ハーブ処方と
進んで行くのだけど、長くなるので今日はここまで。
コンサルを受け始めて、2ヶ月分の経過をまとめてみました。

病気発症は私にたくさんの気づきを与えてくれました。
今の生き方でいいの?
人間関係はこれでいいの?
仕事はこれでいいの?
食事はこれでいいの?

そして病気のなったとき死を身近に感じました。
逆説的だけどこの死を意識するというところから、
私の「生」が始まったと思います。

少しずつ体調にも変化がでて、
関節痛もなく、すっと朝5時前に起きて、
大好きなダンスを再開することができて
今まで感じられなかった幸せを感じています。
もちろん毎日ではないけどね笑

せっかく生まれたんだもん。めいっぱい私を生きよう!
ではまた続きを書きます。

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