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『夢のようなお席!朝日焼きと陶々舎コラボの“松露会大会”。福引きで引き当てたのはーっ♫』



宇治で約400年の歴史を持つ窯元、朝日焼き。

十六世 松林豊斎さんの
月白と言う清々しい水色が美しい釉薬の作品が
たまらなく好きです。

そんな朝日焼きさんの
年に一回の『松露会大会』に
お呼ばれして参りました。

まずは、
朝日焼きの工房を見学させて頂きました♫

代々続くお窯。
登り窯の床が抜けていて
そこから作品を出し入れ出来るなど
日本でもこの工房にしかない
素晴らしい仕組みを拝見させて頂きました!!

豊斎さんの弟さん、俊幸さん自ら
凛々しい袴姿で説明して下さいます。

朝日焼きの土は
約3世代は寝かせてから使うそうで、
当代が使う土は
お祖父様が採取して来たものだとか。

代々受け継がれるものは
DNAやその技法、道具だけでなく
土や釉薬もまた歴史を重ねた上に醸造されるもの。
時の流れの重さを感じました。

それにしても、
見学する皆さんはお茶会のために
極上のお着物や羽織袴姿…

そんな格好で窯の周りを
歩き回ると言うのも珍しい光景です。

見学のあとは、いよいよお茶会。
有名な朝日閣へと移動します。

お茶室に入ると!!

大きく開け放たれた窓越しに、
宇治川の素晴らしい景色が広がっていました。


その日は十六世の松林豊斎さんと
茶人、天江大陸さんとのコラボ茶会。

大陸さんは、
茶室の窓辺を宇治川のほとりに見立てて
野点のような設でお茶を点てます。

豊斎さんは、
月白を使って水差しを作り、
水差しの蓋と釜の蓋を取り替え
参席したみなさんを驚かせました。

茶壷も月白…

歴代の皆さんのお茶碗が並ぶのを拝見する
素晴らしい機会に…

頂く点心の味もひとしお美味しく感じます。

そしてそして…
お茶会の最後は福引きが行われたのですが!!

な、な、なんと!!
きゃあっ!

『松』を引き当ててしまいましたーっ(^ω^)

今年の初釜では、
速水流さんで『虎の香合』を引き当てましたが、
年末近くになって
朝日焼きさんの『お茶碗』がーーーっ!!

喜びもひとしお。
素晴らしいお席にお土産も頂き、
最高の幸せに満たされながら帰途につきました。

するとすると…
実は、その後、またまたラッキーなことが!!

その話は、また次回。
つづく。





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