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『動く美術館!間近で見るなら、今のうちです!!』

7月いっぱい毎日、行事が行われる
京都の祇園祭。

ついつい
山鉾巡行の日にスポットが当たりがちですが!!

巡行の数日前に山や鉾を訪れると…
「動く美術館」とも称される豪華な飾り付けを
間近で見ることが出来るのです。

中には数100年前、
中国の明時代の貴重なものまで☆

今年は
仲良しさんのいる山伏山にお邪魔しました(o^^o)

その昔、
東山にそびえ立つ五層の八坂の塔が傾いた時、
修験僧である山伏が
法力によって傾きを直したという逸話から、
御神体が山伏になった山伏山。

清払いでは
八坂神社の神官、六角堂による祈祷が行われる一方、神前に供える三宝は仏式の黒塗りのもの。
明治以前の神仏習合の信仰の姿を今に残しています。

この日は、
聖護院から山伏たちの巡拝がありました。

山の保存会である会所の建物を入ると、
そこは、もう美術館。

歴史ある貴重な宝物が並んでいます。

丁寧に美しい細工が施された欄縁金具は飛鶴。

正面の水引は…
中国からもたらされた雲中の竜、青海波と麒麟を
精緻な刺繍で描いた豪華なものです。

見送りの「龍波濤文様綴錦」。
現在は復元新調したものを使用していますが、
オリジナルは中国・明時代のものとされています。

会所の奥に進んで行くと…
そこには大きな茅の輪が!!

茅の輪くぐりをして無病息災を祈りました。

会所の2階には御神体である、
浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)とい う高名な山伏が
修行のため山に入るお姿でいらっしゃいます。

前祭の山鉾巡行は終わってしまったので、
山伏山を観るのは来年のお楽しみになりましたが…
この後、24日には後祭があります。

後祭の巡行に参加する山や鉾では、
まさに今!
歴史ある貴重な芸術品を公開しているのです。
山や鉾によってはお茶会なども開かれています。

普段は大切にしまってある宝物が観られる
貴重な機会です。
是非是非、この時期、訪れてみて下さい( ^ω^ )

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