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『2011年3月11日、午後2時46分。あれから12年…。』



2011年3月11日。

転勤で東京に住んでいた私は…
いつものように朝起きてしたくをして家を出た。
いつものように昼ごはんを食べ
いつものように午後は日テレの会議室に居た。

14時46分。
地上32階、日テレタワーの巨大なビルが
きしみ始める。

それまで
当たり前だと思い込んでいたものが
崩れさり始める音だった。

東日本大震災。

大きく長い揺れがおさまったあと
東北の街が津波に襲われた。

そして原発の事故。

命懸けで日本を救ってくれた人たち。
津波で失われた尊い命。




当時、確かにあると思っていた“安全”は
あの日、消え去った。

あれから12年。
いまだに故郷に戻れない人たち。
揺れる“原発処理水”の問題。




私たちが身をもって学んだこと。
命を犠牲にして分かったこと。
それが今の社会に生かされているのだろうか。

“神話”になってしまった“安全”を
再び確固たるものにしなくてはならない。

それが、
生き残った私たちがすべきこと。
しなくてはならないことだと思う。




東日本大震災で亡くなられた皆様のご冥福を
心からお祈りします。







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