みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思いま…

みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思います。

記事一覧

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夕方の散歩で。

みやじい
2日前
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酒トラップへ。

毎年六月になると、長野駅前の居酒屋のかたがたと、 酒を卸している酒屋のかたがたが、「酒トラップ」という イベントを催している。 各居酒屋に県内の酒蔵さんが詰めて、…

みやじい
3日前
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宴の夜に。

みやじい
10日前
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塩田平のお蔵さんへ。

上田市街地から別所線に揺られてしばらく行くと、 のどかな塩田平の田園風景が広がっている。 その塩田平の中に、つきよしのを醸す若林醸造が在る。 五月、新酒会の蔵開き…

みやじい
10日前
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朝の散歩で。

みやじい
12日前
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鬼平犯科帳を。

上田の東宝シネマで「鬼平犯科帳・血闘」を観た。 若いときから池波正太郎さんの時代小説が好きで、 文庫本で全巻揃えた鬼平犯科帳は、今でもときどき 読み返している。江…

みやじい
13日前
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上田のお蔵さんで。

みやじい
2週間前
27

上田のお蔵さんへ。

毎日日本酒を酌んでいる。 秋の終わりから春にかけて、長野のお蔵さんがたの 丹精込めた酒造りが続く。造りを終えた新緑まぶしい 季節になると、 あちこちのお蔵さんで蔵開…

みやじい
2週間前
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休日の散歩で。

みやじい
2週間前
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スーパードライ週間。

いくつかSNSに参加していて、ブログを書いたり、 人さまのブログを拝見させていただいている。 先だって、そんな中のおひとりのかたのブログに触れた。 お酒が好きなかたで…

みやじい
3週間前
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午後の散歩で。

みやじい
3週間前
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オーダーメイドを。

この冬、愛用しているコートのボタンの縫い直しを、 散歩の通り道で見かけた洋裁屋にお願いをした。 善光寺から北へ二キロほど進んだ場所に在る、 アトリエ・ヒカオという…

みやじい
3週間前
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松本にて。

みやじい
3週間前
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ブラック・ジャック展へ。

子供の頃、漫画雑誌を見ていた。少年ジャンプに 少年サンデーに少年キングに少年チャンピオンに 少年マガジン。実家の近くの商店で買ったり、 本屋で立ち読みをしていた。 …

みやじい
4週間前
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休日の散歩で。

みやじい
1か月前
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同級生というものは。

子供の頃、長野市立柳町中学校で三年間を過ごした。 朝夕、母校の後輩たちがおしゃべりしながら仕事場の前の 路地を通って行く。楽しそうな様子を眺めながら、 我が身にも,…

みやじい
1か月前
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夕方の散歩で。

酒トラップへ。

毎年六月になると、長野駅前の居酒屋のかたがたと、 酒を卸している酒屋のかたがたが、「酒トラップ」という イベントを催している。 各居酒屋に県内の酒蔵さんが詰めて、ちょっとしたつまみと、 それぞれのお蔵の酒を、スタンプラリーをしながら味わうと いう催しだった。 今年でちょうど十回目ということで、何年かぶりに仕事を さぼって足を運んでみたのだった。 このたびは十二店の居酒屋と二十三のお蔵が参加しているといい、 けっこうな量の酒を利くことになる。 昼間の酒はまわるから、酔いつぶれぬ

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宴の夜に。

塩田平のお蔵さんへ。

上田市街地から別所線に揺られてしばらく行くと、 のどかな塩田平の田園風景が広がっている。 その塩田平の中に、つきよしのを醸す若林醸造が在る。 五月、新酒会の蔵開きに足を運んだのだった。 創業は明治二十九年で、百二十年余りの歴史がある。 昭和の時代になって日本酒の売り上げが落ち込み、 昭和四十四年からは他の製造会社に委託して、酒を 造ってもらうようになったという。 それからは甘酒を作ったり、近隣の農家の果物で ジュースを作ったりして商いをつづけていた。 四代目の現社長が、廃業を

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朝の散歩で。

鬼平犯科帳を。

上田の東宝シネマで「鬼平犯科帳・血闘」を観た。 若いときから池波正太郎さんの時代小説が好きで、 文庫本で全巻揃えた鬼平犯科帳は、今でもときどき 読み返している。江戸の町に起こる事件を通じて、 火付け盗賊改め方の長官、鬼平こと長谷川平蔵や、 わきを固める部下や密偵や家族に盗賊の心情が 描かれている。 テレビでも長らく放送されていて、これまで平蔵を、 松本白鷗に丹波哲郎に萬屋錦之介に中村吉右衛門 が演じてきた。文庫本を読み始めた頃、すでに フジテレビで吉右衛門の鬼平が放送されてい

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上田のお蔵さんで。

上田のお蔵さんへ。

毎日日本酒を酌んでいる。 秋の終わりから春にかけて、長野のお蔵さんがたの 丹精込めた酒造りが続く。造りを終えた新緑まぶしい 季節になると、 あちこちのお蔵さんで蔵開きが行われる。 愛飲家のかたに蔵の敷地を開放して、今期の新酒の 数々を振舞ってくれるのだった。 上田市の入り口、下塩尻地区に、沓掛酒造が在る。 上田に暮らす飲み友だちが、蔵開きでボランティアと して手伝いをするというので、足を運んでみた。 当日の日曜日の昼どき、しなの鉄道に揺られて、 西上田駅に着くと、酒徒の面々が

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休日の散歩で。

スーパードライ週間。

いくつかSNSに参加していて、ブログを書いたり、 人さまのブログを拝見させていただいている。 先だって、そんな中のおひとりのかたのブログに触れた。 お酒が好きなかたで、この黄金週間の連休も、いろんな ビールを飲んだり、帰省先でお父様と島根の銘酒、 出雲富士を交わしたり、お母様とハイボールを飲んだり、 素敵な時間を過ごされていた。 その中で、実家で飲んだスーパードライが おいしくて驚いたと言っていたから、こちらも驚いて しまったのだった。 スーパードライが発売になったときのこと

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午後の散歩で。

オーダーメイドを。

この冬、愛用しているコートのボタンの縫い直しを、 散歩の通り道で見かけた洋裁屋にお願いをした。 善光寺から北へ二キロほど進んだ場所に在る、 アトリエ・ヒカオという店で、パソコンで検索したら ホームページがあったので、ラインでやりとりをして、 その日の夕方にコートを持ち込んだ。 営んでいるのは穏やかな雰囲気の女性のかたで、 手ごろな値段で引き受けてくださった。 御自身の作った洋服を販売したり、洋裁教室を開いて いたり、 市内の専門学校で洋裁を教えているという。 一週間後、コート

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松本にて。

ブラック・ジャック展へ。

子供の頃、漫画雑誌を見ていた。少年ジャンプに 少年サンデーに少年キングに少年チャンピオンに 少年マガジン。実家の近くの商店で買ったり、 本屋で立ち読みをしていた。 巨人の星にキャプテンにドカベンや、がきデカに、 マカロニほうれん荘に、ストップひばりくん。 あしたのジョーにがんばれ元気にまことちゃんなどなど、 サッカー漫画ならオフサイドが好かったな。 大人になって酒の味を覚えてからは、週刊モーニングの 夏子の酒を毎週楽しみにしていた。 松本市立美術館で、ブラック・ジャック展が開

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休日の散歩で。

同級生というものは。

子供の頃、長野市立柳町中学校で三年間を過ごした。 朝夕、母校の後輩たちがおしゃべりしながら仕事場の前の 路地を通って行く。楽しそうな様子を眺めながら、 我が身にも,こんなにかわいい時代があったのかと思うと、 信じられない気分になってくる。なにがどうして、こんな へたれたおっさんになってしまったのか、ため息が出るの だった。 同級生に、とてもおとなしい女の子がいた。 勉強のできる頭の良い子だったけれど、いたって 目立つことのない子だった。ところが成人してから 久しぶりに会ったら