みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思いま…

みやじい

日々、善光寺門前にてゆるく過ごしています。気持ちに留まったことを 綴っていこうと思います。

記事一覧

久しぶりの銘柄を。

みやじい
2日前
27

梅雨どきの調子が。

毎年梅雨どきを迎えると、体の調子がおかしくなる。 じめじめした気圧の低さに頭痛がして、肩こりも ひどい。仕事場でエアコンを使う時期になり、一日中 冷気の中で過ごす…

みやじい
3日前
30
+5

緑の季節。

みやじい
5日前
28

油断禁物で。

朝、スマホのアラームが鳴った。覗いてみたら、 長野市に熊が出たというのだった。ここ最近、 毎日熊出没の知らせが届いている。一日に二度も三度も 届き、テレビのニュー…

みやじい
6日前
28
+3

善光寺にて。

みやじい
9日前
29

景色がなくなって。

自宅を出て、右手の小さな橋を渡って石段を上がっていくと、 東之門町の氏神さんの伊勢社があって、天照大神が祭られている。 その昔、三重の伊勢神宮の所有地で、伊勢神宮…

みやじい
10日前
33
+4

近所にて。

みやじい
2週間前
30

気苦労を思うと。

日曜日、屋根をたたく雨音で目が覚めた。 梅雨どきというのにさっぱり降らず、六月の下旬を 迎えて、ようやくそれらしい天気になったのだった。 客商売をしているから、天…

みやじい
2週間前
30
+4

上田にて。

みやじい
3週間前
26

嬉しい知らせに。

長野県にナガブロというSNSがあって、2011年の1月からブログを 書き始めた。 ときどき昔のブログを読み返す時がある。 我ながら見事に、酒のネタばかり書いているのだった…

みやじい
3週間前
36
+5

上田にて。

みやじい
3週間前
24

新しい蕎麦屋へ。

ときどき上田の町に出かけている。 先日、いつものように長野から新幹線に乗って、 改札口を出たところ、駅の構内に新しく蕎麦屋が開店していた。 店の名は、「そば前 ち…

みやじい
3週間前
27
+3

上田にて。

みやじい
1か月前
25

父と母と。

長らく母の日が来ると、母に花を贈っていた。 子供のころは、花屋でカーネーションを何本か包んで もらい、大人になってからは赤や紫、そのときどきで 紫陽花の鉢植えを贈…

みやじい
1か月前
29
+4

朝の散歩で。

みやじい
1か月前
29

59醸のかたがたと。

毎日酒を飲んでいる。日本酒の味を覚えてから、 およそ四十年。毎晩飽きずに酔っ払っているのだった。 馴染みの飲み屋で、旨い肴を頂きながら、北から南まで あちこちの土…

みやじい
1か月前
29

久しぶりの銘柄を。

梅雨どきの調子が。

毎年梅雨どきを迎えると、体の調子がおかしくなる。 じめじめした気圧の低さに頭痛がして、肩こりも ひどい。仕事場でエアコンを使う時期になり、一日中 冷気の中で過ごすから体が冷えて、短パン姿の足元が 痛くなるときがある。もともと腰の左側と左足に 坐骨神経痛を抱えていたのに、少し前から右側にも 痛みが出るようになってしまった。 体を動かしているときはあまり気にならないものの、 同じ姿勢をつづけていると痛くなってくるのだった。 仕事を終えたら、ゆっくりと熱い湯船に浸かって 体を温めれ

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緑の季節。

油断禁物で。

朝、スマホのアラームが鳴った。覗いてみたら、 長野市に熊が出たというのだった。ここ最近、 毎日熊出没の知らせが届いている。一日に二度も三度も 届き、テレビのニュースを観ていると、 山菜採りに出かけて襲われたり、自宅の敷地に入ってきて 襲われたり、被害が絶えない。この日はそのあとも 長野市の二箇所で熊が出て、近隣のかたがたに注意を 促していた。 毎朝、ノルディックウォーキングをしている。ときどき自宅を 出て西へ向かう。善光寺の参道を横切って、 桜枝町から西長野に入ったら、諏訪神

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善光寺にて。

景色がなくなって。

自宅を出て、右手の小さな橋を渡って石段を上がっていくと、 東之門町の氏神さんの伊勢社があって、天照大神が祭られている。 その昔、三重の伊勢神宮の所有地で、伊勢神宮から直々に 宮司さんが来て、神社をつかさどっていたという。 時代を経て、神社の土地が東之門町に譲られたのだった。 以来、町の氏神さんとしてとして、住人に愛されているのだった。 こんな小さな町に、どうして伊勢神宮が土地を所有していたのか、 すぐ近くの、古刹の善光寺と何か縁があるのかと、話を聞いた当時、 いぶかしんだのを

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近所にて。

気苦労を思うと。

日曜日、屋根をたたく雨音で目が覚めた。 梅雨どきというのにさっぱり降らず、六月の下旬を 迎えて、ようやくそれらしい天気になったのだった。 客商売をしているから、天気によってその日の客足が 変わってくる。お客はお年寄りが多いから、猛暑や 大雪、大雨の日は、ぱたっと途絶えてしまう。 今日は一日この降りというから、仕事をそこそこ終いに して、馴染みの蕎麦屋で昼酒でもと思っていたら、 夕方四時にうかがいますと、近所のおばあさんから電話が きた。 早々に当てが外れてしまったのだった。

+5

上田にて。

嬉しい知らせに。

長野県にナガブロというSNSがあって、2011年の1月からブログを 書き始めた。 ときどき昔のブログを読み返す時がある。 我ながら見事に、酒のネタばかり書いているのだった。馴染みの 飲み屋に蕎麦屋でのひとときや、我が家に友だちを招いての宴や、 日本酒のイベントにいそいそ出かけたことや、不覚にも、 酔って転んでけがをしたことをつらつら書いている。 2011年3月のブログを読むと、当時の切ない気持ちを思い出す。 東北の酒蔵がたに思いを寄せる台詞を書いていて、よくぞまあ、 でかい災

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上田にて。

新しい蕎麦屋へ。

ときどき上田の町に出かけている。 先日、いつものように長野から新幹線に乗って、 改札口を出たところ、駅の構内に新しく蕎麦屋が開店していた。 店の名は、「そば前 ちくまがわ」といい、入り口から中を 覗いたら、壁に長野の地酒の瓶がいくつか飾ってあった。 あいにくこの日は,すでに別の飲み屋に予約を入れてあったので、 次回の楽しみと決めた。 翌週さっそく再び,昼どきにおじゃまをした。 カウンターに落ちついて、サッポロの赤星で喉を潤しながら、 ゆっくりと品書きに目を通せば、上田の地酒が

+4

上田にて。

父と母と。

長らく母の日が来ると、母に花を贈っていた。 子供のころは、花屋でカーネーションを何本か包んで もらい、大人になってからは赤や紫、そのときどきで 紫陽花の鉢植えを贈っていた。 今年からそれをやめたのだった。 父が亡くなってから、母が介護施設に入居した。 その当時は施設の個室で暮らしていて、変わらず紫陽花を 届けていた。ところが二年前の師走に、転んで腰を 骨折してしまい、リハビリ施設のある同じ系列の施設に 移転した。昨年紫陽花を届けたときに、ここの施設は 四人部屋で、花を飾る机も

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朝の散歩で。

59醸のかたがたと。

毎日酒を飲んでいる。日本酒の味を覚えてから、 およそ四十年。毎晩飽きずに酔っ払っているのだった。 馴染みの飲み屋で、旨い肴を頂きながら、北から南まで あちこちの土地の上等な味に酔うこともあれば、 殺風景な自宅の茶の間で、豆腐と油揚げを突っつきながら、 いつもの安酒に酔うときもある。今年になってから、 仕事の暇な日がつづいている。それなのに、日本酒に散財 するのはこれまでと変わらぬままだから、 お金が減っていく一方で、まことに困っている。 毎晩杯をかさねながら、ときどき思うのは