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温泉で浮かんだこと

温泉に行ってきました。

蔵王温泉にあるすのこの湯。源泉が浴槽の下、すのこのしたから湧き出ているという、なんとも贅沢な温泉でした。

山から吹き下ろす風を受けながら、こんこんと湧き出る無色透明のお湯に入っていたら、意識がふわふわしてきて、何かにどんどん満たされていくのを感じました。

なんだか、傷ついた気持ちとか、世の中への不信感とか、人との比較とか、罪悪感とか、そんなのなんでも良くなっちゃって、ただ身体をもっていて、今ここにいることが全てかもしれない、と感じたのでした。そして、忘れかけてたけどいつも自然に包まれていたんだなーと。

東京で暮らしているわたしは、いつもどこか焦っていて、もっと頑張らなきゃとか、もっと効率よく!とか、なんでできないんだろう、とか、そんな頭でっかちな繰り返しの毎日でした。
自分の足りないところに目が向いて、不安を減らすためにあらゆることをコントロールしたくてもがいていたかも・・・。そして身の回りの愛も見過ごしていたかもしれない・・・。

でも、シンプルに、いま体があって、日々自然からエネルギーをもらってて(太陽、月、火、水、木、石、土とかね)、大切な人たちと同じ時代を生きられていて。それが全てなのかも、嬉しいことなんだな、と思いました。

食べる、寝る、呼吸する、体を動かす、感じる、それが実は一番大切で、毎日ていねいにととのえることが全ての基本かもしれないなと思いました。
別にちょっとくらいポンコツでも良いでしょ、無理して背伸びしなくても、たまには失敗することもあってもいいよね。

温泉を通して地球に触れた感じがして、いろんな気づきをもらったのでした。人もシンプルに自然の一部、なんでもコントロールするなんてムリムリ笑、自分を整えて日々を受け入れて、力まず流していこうと思いました。

https://clipyamagata.com/kawaraya



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