
フラッシュバックが起こりそうになったとき、フラッシュバックが起こってしまったときの対処法
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです(松宮直子)です。
以前、フラッシュバックを軽減するセラピー(目にしたくないもの、聴きたくない音、通りたくない場所を軽減します)
というnote記事を書かせていただきました。
これは、「フラシュバックが起こる前に、イメージセラピーを行い準備をしておき、いざフラッシュバックが起こってしまったときに活用するもの」です。
これも大変効果が高いものなのですが、「心地良い体験を何も思い出せません」というコメントをいただき、心地良い体験がなくても行える対処療法は・・と考えて、今回はその対処療法をお伝えしますね。
これも若干イメージが必要になるものですが、何も準備する必要もなく、フラッシュバックが起こりそうなときや、フラッシュバックが起こってしまってから行います。
とても簡単です。
最後に、カラクリもお伝えします。
ただ、心が深く傷ついた直後は、あまりセラピーをお勧めはしません。
フラッシュバックは、心がまた危険な目に遭わないための「危険信号」だからです。
発覚直後にいきなりやってしまうと、危険信号すらも捉えることができずに、心の回復も遅れてしまいます。
発覚直後は、混乱やパニックが生じるかと思うのですが、自分だけで対処せずに、周りの方に支えてもらいましょう(聴いてもらう)。
「今は安全である」という状態が望ましいので、夫の不倫は終わったが、何ヵ月~何年経ってもフラッシュバックが起こり辛い・・という方向けです。
その前に・・
そもそも、フラッシュバックとは何ぞや?というお話からしていきましょう。
サポートブックや記事でも繰り返しお伝えしていますが、フラッシュバックとは、二度と辛い思いをしないための「危険信号」です。
命をも脅かされるほどの危険な状態にあると、普段は記憶しない場所に「危険な出来事の記憶」が保管されます。
その危険に関わるキーワードや、関連するものを見たり、聴いたりすることで引き金となり、傷ついた出来事を再体験してしまいます。
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