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心の動くままにキャリアチェンジ②無職▶︎IT企業

前回の続きです。

再び、これまでのキャリアを大まかに区切るとこんなかんじ。
今回は、3~4についてお話しします。

  1. 大学卒業後、航空会社に入社

  2. 客室乗務員から高校教師へ

  3. 持病治療のため無職に

  4. 未経験でIT企業へ

  5. 兼業でコーチングをスタート

前回は想像以上に多くの方から反応をいただけて、自らのキャリアや人生を分かち合う喜びを感じているところです。
今回も、ぜひ最後までお付き合いください☕

3.持病治療のため無職に

客室乗務員から高校教師に転職し1年が経過したころ、徐々に持病が悪化し仕事にも影響が出始めます。

何とかしたい気持ちや行動とは裏腹に、何をやっても改善の兆しはなく、だましだまし働き続けたけど、もうこのまま続けるのは無理。
治療に専念するために、思い切って退職します。

当時、私は2年生を担当していて、本当はもうあと1年、卒業まで一緒に過ごしたかった。
進路の相談に乗ったり、教え子たちの門出に立ち会いたかった。

希望に満ちて転職した高校教師としてのキャリアが、こんなにも短く、儚く、生徒との最後を惜しむ余裕もなく、終わってしまうなんて。

幼少期から持病に振り回されてきたけど
このときが一番辛かった

社会に出てから初めて、無職に。
このままだと、もう一生働けないかもしれない。
働くどころか生きていけるのか、自分の人生どうなっちゃうんだろう。

絶望的で、自分の人生を恨み、誰にも会えず、ただただ毎日が過ぎていくのを耐えていました。

そんな生活が半年ほど続いたころ。
家族が見つけてくれた新たな病院でいい先生と出会い、治療を続ける中で少しずつ改善していきます。

あれ、、治ってきているかもしれない。
暗闇の中で生きていた日々に、一筋の光が差し込んだ瞬間でした。

4.未経験でIT企業へ

まさか体調が回復するなんて、
まさかまた働ける状態になるなんて、全く思っていなかった。

日常を取り戻した喜びはとても大きなもので、
健康で外に出ていける体があれば、何でもできる気がする。
自分の人生の選択肢、可能性が一気にばばばーっと目の前に広がり、内からパワーがみなぎってくるのを感じました。

何か、新しいことに挑戦したい…! 
「教師はまたいつか戻れるかもしれないけど、今しかできないことって何だろう?」


当時、32歳。
なんとなく、未経験の世界に飛び込むのはラストチャンスな気がしました。
(今思えば全然ラストではないのですが)

それまで客室乗務員、高校教師と、いわゆる普通の会社で働いた経験がない。
一体、どんな世界なんだろう。
民間企業の中で会社員として働く経験は、いつか教師に戻ったとしてもきっと役立つはず。

そんな思いで3か月ほど集中してITの基礎を学び、最低限の資格をとり、IT企業への就職に挑戦します。

「これまで人と関わる仕事をしてきたから、よし、人事だ!」

機内のお客様、学校の先生や生徒たち。
年齢性別キャラクター問わず、色々な人と接するのが面白いと思っていたから、できれば幅広く事業をやっていたり、多種多様な人がいそうな大きな会社で、人や組織と関わりながら働きたい。

そんな心の声に従って、以前から面白そうだなと思っていたIT企業に、ポチっと応募します。
だめもとで応募したら・・・


本当にだめだった。


未経験という理由で、エントリーで落ちます。
「やっぱり、だめかぁ」
あれ、でも・・・


「経験がある領域なら、入れるのかな?」


そんな都合のいい解釈をして、同じ会社の別の部署、
顧客対応の経験が生かせそうなカスタマーサポートに応募します。
そして今度はエントリーを突破し、いざ一次面接へ!


・・・不採用。やっぱり、だめだった。


でも、面接のために実際に会社に行って社員の方と話したら、さらに惹かれてしまった。
ビルのエレベーターに乗って会社のフロアに行くという経験をしたら、出勤している自分を描いてしまったのです。


「最後にもう一度だけ!この部署は未経験可と書いてある!」


もう、湧き上がる情熱がすごいです。
勢いにのって3度目に挑戦したEC事業部への応募で、ついに最終面接を経て入社が決まりました。

それはもう嬉しく、今度こそ健康に長く働きたい、
そしていつか、この会社で人事として働きたい。
そんな想いで入社したものの、ここから数年間にわたり自らのキャリアについて迷走し続けることになるのです・・(次回に続く)

今回のまとめ

「同じ会社で2度も落ちたのに、よく3度目の挑戦できたなぁ」

と、自分自身でも思うのですが
このときは驚くほどの行動力とスピードで物事を進めていました。

それは、一度転職を経験しているから
というのもありますが、持病により「もう一生働けないかもしれない」という絶望を経て、
こうして新たに挑戦できていることが、それ自体が、とても幸せなことだったから。

夜寝つけること、カフェでのおしゃべり
今では当たり前だけど、これも幸せなことです

健康な体があれば何でもできる気がする、心の動くままに、やりたいようにやっちゃえばいい。
あの時の自分は怖いもの知らずで、結構、攻めてたなぁと思います。
言い換えると、自分の可能性を信じていたというか
もはや信じる信じないまでいかず、当然あるものとして「可能性と共にいた」という感覚でした。

コーチングでは、
あなたの中にある「可能性」
をとことん信じて、支援・伴走していきます。

どうせ自分には無理、挑戦するまでもない、そんなふうに自らの「可能性」に蓋をしていませんか?

コーチングのクライアントさんは、随時募集しています。

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キャリアについてはもちろん、テーマは何でもOKです。

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そして、私のキャリアチェンジの旅も、もう少し続きます。
次回もお楽しみに!

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