母とのモーニング

先日の休みの日、うちに来ていた母が帰る前に、コ〇ダ珈琲にモーニングを食べに行った。
平日にもかかわらず、にぎわっていた。
朝、母が買ってきていたスーパーのおはぎを食べて「胸いっぱいやわ」といってたわりには、無料のトーストを頼んでいた。
いろいろあって、今はほとんど連絡を取っていない兄の話になった。
母が毎回兄の話をするので、会っていない感じはしない。
兄は発達障害があり、昔も今も、母や私に攻撃的なのだが、自分を守るために、連絡をとらなくなった。
母が「Naokoがお兄ちゃんは発達障害と言って、本を送ってきたりしてから、お兄ちゃんに対して『これいったらあかんかな』とかすごく考えて、何も言えなくなった」といった。
母は普通に話しただけだったと思うが、自分が責められた気がした。
そして反射的に言い返していた。
母と別れた後、「私悪かったかな、いや悪くない」とぐるぐるするのを味わった。
自分は悪くない。
そう思うと、身体が硬くなる。沼に落ちてしまう。
だからその気持ち悪さを味わうことにした。

ちなみに同じ時間で、母は別の話で、涙を流して笑っていた。
お互いこの年になって、大笑いすることも、苦い気持ちも含めて、新しい時間を重ねられるというのは、幸せ、というのはしっくりいかない気がするけど、悪くない。

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