話のめちゃくちゃ上手い外国人

昨日、近所の公園でとっても素敵な外国人男性にお会いしました。

娘と、インターナショナルスクールに通うお友達のG ちゃんに会うため公園に行きました。とても暑い日で、私と娘はその公園の日陰の机とベンチあるところでその子とお母さんが来るのを待っていました。

そこには誰かの水筒とカバンが置いてあったのですが、とても暑かったのに日陰がほかになく、私はそれを動かさずに自分もその隣に座って待っていました。

すぐにG ちゃんとそのお母さんがやってきて、その荷物をみたそのお母さんが

”Humans first!”

(人間優先よ!)


とさっさと荷物を動かして自分が座りました。

私も「そうよね!こんなに暑いから日陰じゃないと病気になっちゃう」と言い、その後色々おしゃべりし始めたところにその男の人が帰ってきました。

“We are sorry, we moved your belongings “

(勝手に荷物を動かしてごめんなさい)

と謝り少し話しをし、その後その方がそのテーブルで仕事を始め、私はちょっと用事を済ませに一旦家に帰りました。

20分ほどして公園に戻ると、Gちゃんのお母さんは他のお友達と話ししていてベンチにおらず、Gちゃんと娘がその男の人と喋っていました。

“ Girls, stop bothering him, he is working.

(お仕事の邪魔しちゃだめよ)

と子供たちをたしなめると

“It’s okay, we are discussing how old I am “

(別にいいよ。僕たちは僕が何歳かと言うことについて議論しているんだよ)

“I told these girls that I am 5 , but they don’t believe me”

(僕は自分は5歳だと言ったんだけど、彼女たちは信じてくれないんだよ)


聞いているとその方は自分は5歳だと言い張り、子供たちがそれに色々反対意見を言うも次々と覆されていきます。


Gちゃんが

“ You’ve got gray hair!”

(あなたの髪は白いでしょ!)

と言えば

“Some bays are bone with lots of hair, some babies with no hair, in my case, I was bone with gray hair.”

(髪がふさふさで生まれてくる赤ちゃんもいればぼうず頭で生まれてくる赤ちゃんもいる、僕の場合は髪が白く生まれてきたんだ)


娘が

“ But you’ve got an iPhone!”

(でもあなたは携帯を持ってるでしょ!)

と言えば


”This looks like an iPhones, but actually, this is a kids phone “

(実はこれはキッズフォンなんだ)


私は笑ったり感心したりしながら会話を聞いていましたが、これ以上話すとお仕事の邪魔になりそうだからと会話を止めようとするとその男性が

“ Your English stress, your way of speaking , you might come from Kobe?”

(あなたの英語のそのアクセントは、もしかして神戸出身じゃない?)

と言うのでめちゃくちゃビックリして

“How do you know it?”

(なんで分かるの?)

と叫ぶと

“ Your girl told me that  when you are gone “

(あなたの娘があなたのいない時に教えてくれた)

と。

冷静に考えてみればそうに決まってるんですが、本当にびっくりしてしまいました。

聞けばその方は大学の教授だそうで、さすがに話がうまいな〜と感心してしまいました。

思わず惹きつけられる話力。素敵ですね。

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