インタビューに必要な事前準備
インタビューと言われるとどんな事を想像されますか?
テレビで出演するゲストとのやり取りや新聞・雑誌等でインタビュアーが聞きたいことを質問することとイメージする人が多いのではないでしょうか?
今回は、相談される側ではなく、インタビューする側について書籍を参考に検討してみました。
ヒアリング?リスニング?
インタビューは「ヒアリング」ではなく、集中して理解する「リスニング」であるべきだと書籍で紹介されています。
それは、相手から何かを引き出すというインタビューの目的が、ただ聞いているだけでは達成できないケースが多いからです。
前回のnoteと同様に、ある程度、言葉のやり取りから、時には相手も気付いていないことに対して一緒に気付き、顕在化させるというゴールも念頭に置きましょう。
これもインタビューの作業であると考えています。
また、インタビューする相手は、学校の同級生や会社の同僚のように、自然発生する人間関係ではなく、初対面が大半です。
そうした相手から何かを引き出すわけですから、非常に高度なコミュニケーションであると考えています。
ちなみに、タニはまだまだ修行中の身なので、noteで記録をとりながら見直すことで、成果を出すことを目指したいと考えています。
ただ、これを有意義なものにすることで、相手の持つ独自テクニックや考え方を教えてもらったり、自分の実現したい目標や夢を実現する1歩となります。
また、相手が初対面のケースが多いことから、普段の生活にはない緊張感を持って初対面の相手と面談することで、様々なメリットが生まれます。
やはり、何でも事前準備。。。
旅行や仕事でもそうですが、「何のためにインタビューをするのか?」と事前に目的を決めたり、準備することで、面談時間を有意義な時間とすることができます。
実は、当然のように見えて実践できていない方は多いのではないしょうか?
この目的が理解できていれば、その目的を達成する為に必要な情報を検討した上で事前に情報収集し、質問を検討することができます。
目的を考えた後は、「誰に」インタビューするか検討する必要があります。
いくら情報を引き出せるテクニックを持っていても、相手に情報がなければそのテクニックは空振りに終わってしまいます。
そこで検討する必要があるのは、「目的を達成するのにふさわしいかどうか」、「インタビューを受けてくれるかどうか」です。
その2つの条件をクリアする為にまずは情報収集をスタートする必要があります。
インターネットや資料にあたって地道に探すのもありですが、よほどの有名人でない限り、表面的な情報しか集まらない場合が多いものです。
人選にあたって1番良いのは、人脈を使うことです。
知人がインタビュー対象となりそうな人を知っていれば、相手の実態や本質まで教えてもらえる可能性が大きいからです。
人脈作りは、良いインタビューを続けて行くことで結果としてついてくる付加価値でもあります。
1件1件の情報収集を充実したものとし、良い情報収集の循環を生む為にもインタビューを通じた人脈は大切にする必要性があります。
一期一会ってことですね。
大まかな事前準備(リハーサル)
目的とインタビュー対象者が決まれば、ざっくりとしたインタビュー全体の流れを自分の頭でイメージしましょう。
もちろん、イメージ通りに運ぶと限りませんが、事前にやると予行練習ができますので、次の3点の効果が期待できます。
①極度の緊張感を和らげること
適度な緊張感は必要ですが、あまりに緊張しすぎるとやはり良いインタビューはできないものです。
②頭の中が整理整頓
頭の中が整理して質問を考える時、特に効果的なのは、仮説を立てやすくなることです。
ただ、単に「どうなんですか?」や「どう思いますか?」よりも、「自分では〇〇と考えたんですけど」などと質問すれば、相手がどんな答えが求められているか明確になります。
また、こちらの熱意の現れが「よく準備してきているからしっかり答えよう」という思いに変えてくれる効果も期待できます。
この仮説の整理が、自分が話しすぎることを減らし、たくさんの情報を得ることへ繋がります。
通常、インタビューで話す割合は、相手:9、あなた:1程度と考えて実践してみてください。
③時間配分を検討できること
複数回の面談が予定されていること以外では、インタビューは一発勝負のことが多いのではないでしょうか。しかも、時間が制約されていることがほとんどです。
本題に入る前に、相手と打ち解ける為に、「個人的な趣味の話ばかりで肝心なことが聞けなかった」なんて失敗をしたことはないでしょうか。
全体をイメージしておくと、どの程度の時間が必要か把握できることにつながるので失敗を防ぐ効果があります。
まだまだ、記載することはたくさんありましたが、自分から情報収集に行くので事前準備の大切さをよく学ぶことができました。
これを仕事や日常生活に活かしてなんぼだと思いますので、活かしてから再度、noteにご報告できればと思います。
こういった自分の活動もBPLのFacebookページ「未来プロデュース部」では、シェアしたり、お互いアドバイスを言い合えたりする部活動があります。
入部費用は無料ですので、是非、遊びにきてください(^^)/
引き続き、BPLとタニの
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