お腹は何も考えていない。
Noteの記事を読んでいて、時々、コメントをしたいな、と思うことがある。でも、そういう場合、5回に1回とか、下手をすると10回に1回くらいしかコメントをしない。
どうしてだろうと考えると、「忙しいだろうな」とか、あるいは「どんな反応をされるんだろう」という考えが頭にちらつくから。
僕の記事にも、最近「コメントしたかったのだけれど遠慮していました」と書いておられる方がいた。そして、僕は共感した。
昔から人の目が気になって仕方ない問題を抱えていた。自分では気がつかなかったのだけれど、僕は知らない人が訪問してきた時の家猫のようにキョロキョロする癖があって、演劇をやっている時にも演出家に「ちゃんと真っ直ぐ立ちなさい!」と怒られていた。
自分がどう見られているのだろう?ということを常に意識していたのだ。
人の視線が気になる時というのは、身体が緊張して、じわじわと恐怖が湧いてきて、それから頭に気がのぼってゆくのだということに最近気づいた。
【今度、心配事をしている時、「〇〇になったらどうしよう?」と考えている時の身体の感覚を観ておいてください。頭にモヤモヤとした感覚が漂っていることに気づくと思います】
起こってもいないことをくよくよ考えたり、不安になる時というのは、気が頭にのぼっている状態だ。
そういう時、僕はリラックスして、丹田に意識をおろして呼吸してみる。すると、大丈夫になる。
僕はいつも胸にあるハート・センターについて書いているけれど、丹田(ハラ)も同じくらい大事だ。
丹田(ハラ)はこの地球と自分をつなぐ生命のセンターだ。
丹田に意識がある時、気が頭にのぼらないので、ちょっと勇気を出さないといけない場面で、勇気をちゃんと出せる。noteのコメントだって簡単に書ける。
【ちなみに丹田(スワディシュターナ・チャクラ)は身体の表面にあるわけではありません。身体の中にあります】
ハラは考え事をしない!
ハラはただそこにどっしりと座っている。頭だけが混乱しているのだ。
ハラを鍛えるには笑うことだ。笑うとお腹が刺激される。どんなことが起こっても深刻にならずに笑うことができるひとは、頭に気がのぼってくよくよしない。意識がハラに落ちる。
HSPとかエンパス体質の人たちは知らず知らずのうちに感情をもらっていることが多いと思う。だから、感受性がつよいひとは自分を守らないといけない。
気が頭にのぼりやすいひとたちは──不安になりすぎたり、心配しすぎるのだけれど、やはり丹田を鍛えるしかない。ハラに意識を置いて自分を守るのだ。ハラに意識がある時、それはバリアになる。学校とか職場とか人が多いところで自分をプロテクトするのだ。
ネガティブな暗い感情は暗い感情を抱えているひとにくっついてくる。だから、笑って、口角をあげて、はねのけるのだ!
口角をあげて笑え、などとありきたりのことを書くのは恥ずかしいけれど、実際そうすることで、自分をプロテクトすることができる。
深刻さは悟りとは程遠い!
悟りとは笑うことだ!
笑っている時、そのひとは現象の世界からちょっと離れたところにいる。のめり込んでいない!
笑ってごらん。そして笑い声をハラから響かせてごらん。
大丈夫。
どうせこの世界は夢なのだから。
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