IT業界に初めて入って、ブラックと感じた話
こんにちは。なおきちです。
IT業界はどんなイメージをお持ちでしょうか?
一日中パソコンに向かって仕事しているイメージがありますよね。
これは職場によります。
今回はIT業界の客先常駐(SES)に初めて入って、ブラックと感じた話をします。
それは遠い10年前のこと、リーマンショックの影響で新卒きっぷを台無しにしてしばらくニートをしていました。
当時はリーマンの影響が響いていて正社員になるのが難しく、僕の中で「正社員=エリート」のイメージがあったのです。
ニートを卒業してからアルバイトを転々とし、これから需要がありそうだし、エンジニアになろうと思ったのです。
エンジニアになるためにプログラミングの職業訓練校を終えて、晴れてIT業界の憧れの「正社員」になりました。
しかし、その当時の僕は今後起きるであろう「地獄」に気づいていませんでした。
IT業界の客先常駐の肩書は正社員で中身は派遣です。
なので、人をどれだけ派遣するかで会社の売上が決まってきます。
スキルが高い人ほど需要と単価が高く、低いほど需要と単価が低いです。
ということは、未経験で派遣先を決めるのは難しいんですよね。
そこで派遣の営業担当に提案された(強制)方法はスキルを盛ることです。
ITのスキルは面接で確認するのが難しいので、ちゃんと受け答えができていれば派遣先が決まってしまう場合があります。
実際にスキルを盛って派遣先が決まったので、その後は地獄のような日々でした。
派遣先の担当者はため息をつかれ、怒られました。
テストぐらいしかできなかったので派遣先でもする事がなかったです。
そんな毎日を続けるうちにどんどん自己嫌悪に陥りながら、地獄の日々を契約満了まで働いたのでした。
おまけに23区に住んでいても、派遣先に通勤するのに1時間半かかるとかザラだったりします。
このようにスキルを盛って得をするのは派遣元の会社だけです。
本人と派遣先の会社は困る場合が多いです。
要求スキルが跳ね上がるので、スキルを盛られて入るとブラックに感じます。未経験で入社する時は気をつけましょう。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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