デメリットも説明して信頼アップ!

今回は片面提示と両面提示をご説明します。

・片面提示とはメリット(もしくはデメリットだけ)を伝える方法。

・両面提示とはメリット、デメリット(リスク)を伝える方法。

例えばあなたが眼鏡屋さんだったとします。
お客様に対して「このメガネはとても軽くて目立ちません」と言うのが片面提示で、「このメガネは衝撃には弱いですがとても軽くて目立ちません) 」というのが両面提示です。

次に、どんなときに片面提示と両面提示を使い分けた方がいいかについて、ご説明していきます。

〜片面提示が有効なケース〜
・相手が提案に対する知識を持っていない時
・相手が提案に魅力を感じている時
・相手が行動派な時
・相手との信頼関係がある時
・相手の信念・価値観と説得内容が似ている時

片面提示は相手にメリット(デメリット)だけを
伝えるので、感情的にな「好き!嫌い!」で判断をしてもらいやすくなります。
あなたへの信頼があり、相手の価値観に合った
提案をする場合は、片面提示で十分に説得できます。
注意するべき点としては、メリットしか提案してないと、「このメガネが衝撃に弱いなんて聞いてない!」とトラブルに発展する場合もあるので注意が必要です。

〜両面提示が有効なケース〜
・相手が提案に対する知識を持っている時
・相手が提案に疑問を持っている時
・相手が思虜深い時
・相手との信頼関係がない時
・相手の信念・価値観と説得内容が異なる時

両面提示は、論理的に判断したい人を説得する時に有効です。
あなたへの信頼がまだなく、相手の価値観を覆すような提案をする場合は両面提示が必要です。メリットとデメリットの両方を吟味した上で判断する必要があるビジネスの場面では、
重要な方法と言えます。

ポイントとして、両面提示をする場合には
デメリットから話し、メリットで終わると
メリットが強調されます。
これには親近効果が働くからです!
※ 親近効果がわからない場合は、初頭効果と親近効果どちらがいいの?の記事をお読み下さい。※

片面提示・両面提示は様々なシーンでに使い分ける事によって、結果を大きく左右します。
同じシーンだからと言って片面提示だ!両面提示だ!ではなく、相手について理解をした上で
どちらがより効果的かを考え、行動する事が
大切です!