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「慣れ親しむ」はセットで運用したい

こんにちは。今日は「慣れ親しむ」について。

慣れ親しむということ

物事を習熟して、それを楽しむって人生で結構重要な要素だと思っています。

もちろん慣れていない分野で新しい挑戦をすることも大事なことですが、あることに慣れる・習熟していくことでスキルを身につけ、そのスキルがあるからこその楽しみを得ることも大事です。

この「慣れ親しむ」という行為には、物事をこなすスピード・精度が増すだけでなく、新しい発見も得られるなどの多くのメリットがあります。

今回はこの「慣れ親しむ」ことについてもう少し深めに考えていきたいと思います。

慣れるだけ・親しむだけでは……

「慣れ親しむ」は慣れる・親しむの2つがセットになった言葉ですが、個人的には「慣れる」は作業そのものの手順・やり方を習熟すること、「親しむ」はそれに対する好意的な感情のことだと思っています。

この2つは意識しなくてもセットで現れる場合もありますが、そうならないケースももちろんあります。

例えば、単純作業と呼ばれるようなものをつまらなくこなしているだけでは「親しむ」に至りませんし、自分がその作業を好きだと思っていても習熟して作業のレベルが上がらなければ「慣れる」とはいえないはずです。

この慣れる・親しむはうまく使えば互いに高め合う効果を発揮してくれます。

作業に慣れていけばその楽しみや改善点の発見が生まれ、その作業に親しみやすくなります。そして親しんでいくことで作業をより良くしていこう、そのためにまず今の手順に慣れていこうという思考が生まれやすくなります。

このように、慣れる・親しむをセットにすることで単体だけでは得られない効果が発揮され、物事を深く習熟できるはずです。

これを逆に捉えると、慣れる・親しむ単体をやっていくだけでは超えられない限界があるとも言えるのではないでしょうか。

どちらかが足りないことを自覚する

とはいえ。慣れ親しむという領域に進むのが難しい場合は当然あります。

私のように不器用な人間は「慣れる」ことに時間がかかったり、特定の作業でそもそも「慣れる」事ができなかったりします。

逆に自分はこんな作業をしている人間ではない、もっと別のことをやりたいと思っていては「親しむ」ことはできません。

ですが前述の通り「慣れ親しむ」をセットで物事を進めていくことで見えてくる領域はありますから、それが可能な作業を選びたいものです。

逆にどちらかが欠けた状態をデフォルトにしてしまうと作業が遅いとクビになったり、不満が溜まって自ら作業から離れる結果に繋がりかねません。

慣れる・親しむのループの中でどちらかがうまくいかなくなっている場合は、作業を振ってくる上司や気軽に話せる友人などに相談してみるのも手の一つだと思います。

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