ダバス(Dabass):中国風な内装のイタリアン、ちょっと背伸びしていきたいミラノの名店
いつもリーズナブルなアペリティーボや中華、韓国料理しか行かないけど、たまには正式なイタリア料理を食べに行きたい。
地下鉄黄色線ポルタ・ロマーナ駅(Porta Romana)近くにあるダバスは、そんな時に使えるお店である。
淡いグリーンの壁には、中国の絵やオブジェなどが飾られており、どこか異国趣味な雰囲気を感じるが、料理の内容はれっきとしたイタリア料理である。
筆者が訪れた時には数人での食事会であったため、予約しておいた席に行くとすでに綺麗な皿が準備されていた。
メニューにも切手が貼られており、どこかスーツケースに貼ってあるステッカーを思わせるようである。
友人の席に置かれたお皿が素敵だったため撮影させてもらった。
ディナーの内容は、30ユーロのコースの他、10-25ユーロ前後の単品メニューが揃っている。
この日は皆で30ユーロのコースを頼むか、アラカルトをいくつか大いに悩んだ末、コースを食べたい人、アラカルトを食べたい人、それぞれ別々に頼むことにした。
こちらは筆者が頼んだ単品メニューのキノコと鰻の出し仕立て。
鰻と聞いて即決したが、日本の蒲焼のようなふっくらジューシーな鰻ではなく、味が薄くさっぱりした鰻であった。
その上、出汁には、キノコや生姜などの野菜が入っており、限りなくあっさりした後味の一品であった。
他、料理の写真がなくて残念なのだが、コースは4皿ほどで構成され、それぞれ運ばれてくるたびにコースを頼んだ人がうーんとうなる美味しさであったようだ。
メニューを注意深くみていると、料理法や材料はオーソドックスなイタリア料理にならっているが、時々、鰹節や出汁といった文字を見たため、少し日本の「旨味」を取り入れているのかなという印象を受けた。
またワインメニューも豊富にあった(トスカーナのものが多かった印象)。
食事後にぴったりなティラミスなどのケーキも4種類ほどあり、友人がパクパク食べていた。
食後のデザートやカフェを片手に、尽きない話で夜は更けていったのであった。
ダバス(Dabass)
住所:Via Piacenza, 13, 20135, Milano, Italy
営業時間:18:00-1:00am(月曜から木曜)、18:00-2:00am(金曜土曜)、
12:00-16:00/ 18:00-1:00am(日曜)
公式Facebook:Dabass Milano
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