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子育て|楽しさの価値基準について

夫・家族との楽しみ方が豊かになった話です。子育てをしながら自分が変わったなと思う感覚があり記録。トップ写真は、家族写真を撮ってもらった中で特に気に入っている1枚。


これまで多くの割合を占めていた「楽しさ」

従来の「楽しいな」と感じる時間を思い出してみると
・食事を食べに出かけ、美味しい食事を食べることを共有すること
・いきたい場所に旅行に出かけ一緒にその場を共有すること
・家族の記念日やイベントをお祝いする時間
・プレゼントを贈り喜んでもらう時間(自分がいただく時間も!)
などなど

新たな「楽しさ」への気付き
先日カメラマンさんに家族写真を撮っていただきました。
こちらの写真もその1枚です。(our photoで出会ったkuboriさん)
撮影してもらった写真は、どれもとっても素敵なんですが、
息子はギャン泣きしているか、目を細めた渋〜い顔をしている写真ばかり。

欲を言えば、とびっきりの笑顔の写真も欲しいところですが、
なかなか笑ってくれませんでした(笑)

泣き顔や渋い顔の息子の写真がこんなに多いのに、
夫と笑いながら見返している自分に気がつきました。

写真の出来栄えそのものでなく、
写真を眺めながら、写真を撮影したその日の出来事を思い出したり
今笑って見返しているこの時間そのものが幸せだなぁと、
同時に気づいたのです。少なくとも私にとっては豊かな時間でした。

背景にある価値観の変化
今回の私のケースで、自分が幸せだと思えることが広がったと言う感覚がありました。でも実際目の前で起きていること自体は特別な出来事ではなかったと思います。

起きたこと自体は自然に起きた1つの事象でしかない。

では何が変わったか?と言うと、自分の価値基準です。

楽しさの価値基準
これまでの楽しさは、結果重視型。
今回発見した楽しさは、プロセス重視型。
こんな風に頭の中で整理してみました。

●結果重視
→こうしたい!これ手に入れたい!と思ったことの達成度で変わる楽しさ。

●プロセス重視
→物事の達成度・結果ではなく、過程で生じる想像していなかった出来事や感情に気づき共有する楽しさ。

写真撮影の時、「泣かないでーー!記念撮影なんだから笑ってよーー」
なんて1ミリも思いませんでした。
本当は笑って欲しいところで、私たちの意に反しギャン泣きしている息子。

このハプニングが笑えてしまい、思ったことは
「この家族の一コマが記念写真に残ることが嬉しいな」でした。

価値の捉え方次第で、楽しめる時間はひろがる

”価値観の変化”と、プロセス重視の価値観を初めて獲得したように記載しましたが、実はこれまでもプロセスを楽しんでいる瞬間はありました。

思い返してみれば日常にも沢山あり、意外と日常の中で楽しんでいました。

・買い物内容を忘れないようにするにはどうするか?を相談する時間
・買い物に一緒に出かけ、その日美味しそうなものを発見して「これもかちゃおうか!」なんてワクワクする時間
・家の導線を相談して試してみるプロセスそのもの
・卵焼きがうまく焼けなかったと言う夫との会話から、理想の卵焼きについて話をした時間

などなど。

自分がどの価値観を持って目の前の出来事を見るか次第で、
で幸せを感じる瞬間は沢山引き寄せることができる。
と言うことだなと感じました。

プロセスを重視の価値観を意識するだけで、結果的に自分の日々の楽しさが増すなと感じます。


この価値観をもつ楽しさを教えてくれたもの

間違いなく子育てという時間が教えてくれました。
息子・子育ては私にとっての先生です。

子育てでは、初めての経験ばかり。しかも逃げることもできない(笑)
そんな様々なことがままならない中で、向き合って試行錯誤すること、
できないことができるようになっていく喜びや尊さがあるからこそ、
結果じゃなく今を大事に過ごすことの幸せがあることを、
息子が生まれてからの3ヶ月で自然と教わっていたようです。

・・・と、今はこんなことを書いていますが、日々謀殺され始めると
私が結果重視になることも簡単に想像つきます。

そんな時にこの写真を思い出したくて、noteにも残しておきました。
写真を思い出して、少しゆっくり呼吸をして、日々の瞬間を大切に楽しめる
自分でありたいな。


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