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【読書】竹中先生、「お金」について本音を話していいですか? 竹中平蔵、堀江貴文著


はじめに


「お金」なんて究極的には、なくてもいいツールである
重要なことは稼いだをそのお金で「何をやるのか」

第一章      今後は「スマホ」で社会はさらに進化する?


ホリエモン、「家に住む」ことをやめる
誰でもパソコンを持ち歩いている時代

スマホはパソコン
IPhoneの中にはいろんなセンサーが入っている。
各種センサーがiPhoneのおかげで安く、軽く、小さく、そして低消費電力になったことで色々な機器に搭載される事が簡単に出来るようになった。

第二章      日本を救う「地方創生」に改革、規制緩和は欠かせない


徴税権は地方に移譲すべき
法的な自由度を広げる代わりに、補助金、地方交付税、交付金は渡さない。
規制緩和に反対するのは既得権益社
地方の産業がグローバル競争に勝てるようになるためには規制改革をすればいい
日本の大きな問題はメディアが最大の既得権益者ということ
中国人が日本の土地を買っても問題ない
純粋に資産運用の一環として買っているだけ
外国資本もルールで規制すれば問題なし

第三章      ダイバーシティ(多様性)の容認が繁栄の鍵


ホリエモン・ファンは移民容認派が多い
200年前僕たちの祖先は「日本人」という意識はなかった
「日本」という概念ができたのは明治維新以降のこと
明治維新以降、「国民」「国家」という概念が導入され初めて「日本人」
という認識が出てきた。
移動の自由と言うのは、今憲法で保障されているけどその頃はなかった。
人が自由に動けるからこそ、人的資源を必要とするところに集まって経済活動が成り立つ。移動の自由は資本主義を成立させるうえで必要不可欠の要素。
移動の自由が制限されることに対する合理的な理由はない。
薩摩にほかの班の人が入ってきたとしたら「なんであのよそ者は」という話になる。移民反対の人が言っていることはその感覚と一緒
移民や文化が外から入ってくることは自然なこと
宗教や風習の違う移民の社会問題が起きないように仕組みを作る必要がある
イスラエル テクノロジーや軍需産業が強い、起業家が多い
ユダヤ人 移民、雑多な民族性で繁栄
トルコ アジア、ヨーロッパ交易の中継地点

第四章      「お金」とは一体何なのか?


「お金」なんて単なる指標、単位にすぎない
ビットコイン
クラウドファンディング
ピアtoピア
上下関係がない対等な関係でのネットワークの形態
嫌な仕事をやめればいい
すき家のバイトワンオペ問題
嫌な仕事を人がやらなくなると、人手不足になり時給が上がる、最後はロボットになって機械化が進む
人間はもっとクリエイティブなことに時間を使い、好きなことをやっていいような時代がくる

第五章      東京オリンピックが買える日本の姿はい


満員電車をなくす
単純に運転間隔を狭めるればいい。最先端の信号技術を使えばできるはず。電車を2階建にしてホームも2階建にする。
山手線を24時間運転にしてもいいんじゃないか。
VR、 AR

家を買うことはものすごいリスク
例えば家を5000万円で35年ローンで買う
今後35年間で使えるであろう5000万円をマイホームに「固定化」してしまう
35年後にどうなってるかなんて誰もわからない。

高輪ゲートウェイ駅開発
競技場ではなく町中でもオリンピックをやったっていいと思う

おわりに

両氏に共通する見解として、「規制緩和」「既得権益をなくす」ことが言及されていました。
お二人とも、今後、政治家に立候補することはないそうです。
お二人が政治の中心にいたら、経済がよくなり、生活がよくなるのになと思いました。とても残念です。

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