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にゃお
2024年4月28日 21:38
カミュの「異邦人」を再読した。そもそも死刑史上主義文学が大好きなわたしにとって、本書を避けて通ることは不可能だった。初めて読んだのは、ジュネやユゴーを読み始めた頃で、悲しみの概念を知らない主人公にわたしは激しく同情した。(そう、我々は、自分の死さえも心の何処かで願っているのだからそれは当然のことだ。)話が逸れた。死刑の美学について語るとさらに話が長くなるので、そういう話は省略。今夜は