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【体験談】マネースクールでお金の教養を学ぶ

(1)お金の教養を1から学ぶ!

「社会に出て必要な「お金」のことを、学校でなぜ教えてくれないのか」
「お金のことが知れば、裕福な生活ができるんじゃないか」
「将来が不安だが、何をすればいいのか、誰も教えてくれない」
等など、「2千万円問題」に端を発し、お金に関する不安・不満が高まる中、お金について学べる「マネースクール」に注目が集まっています。
 少し脱線しますが、筆者は、金融機関に勤めています。資産形成については、独学で勉強してきましたので、それなりに知識があります(なお、投資スタイルは、教科書どおりの「インデックス投資」を主です)。
 しかし、独学では、自分の考えが独りよがりなものではないか不安に思っていました。きちんとした「学校」で、正統な知識を1から学び直したい(できれば、メンターになるような人が欲しい)。これが、筆者がマネースクールに興味を持ったきっかけです。
 ある日、ネットで「お金の教養講座」(無料)なるものを見つけました。どうやら、タダでお金の基礎知識を教えてくれるようです。物は試しに、応募してみました。
 本稿では、その時の様子を描き、「マネースクール」とはどのようなところなのかレポートいたします。
  今まさにマネースクールを検討している方や、資産形成に興味がある、将来に不安を感じているが、何をすればよいのか分からないという方のお役に立てば幸いです。

(2)「ファイナンシャルアカデミー」について

 さて、「お金の教養講座」を開催している「ファイナンシャルアカデミー」についてご説明します。
 「たった1年、お金の勉強。」というキャッチコピーを聞いたことがないでしょうか?あの会社です。
2002年設立の、マネースクールでは老舗に当たります。延べ受講生は51万人。受講生は老若男女問わず、経験者・未経験者も混在する、多様な生徒を抱えています。マネースクールの運営の他にも、書籍を出したり、企業への研修、検定試験の主催などもしています。WEB受講もできますが、教室も、東京(丸の内、新宿、有楽町)、大阪(梅田)にあります。

(3) 講座の内容

 講座の会場は、新宿校でした。JR新宿駅南口から徒歩5分。日本政策金融公庫の2つ隣のビルにあります。
白を基調とした、清潔感あるフロアです。壁には、杉村太蔵氏や渡部健氏ら著名人のメッセージパネルが飾られています(アドバイザーには竹中平蔵氏もいるそうです)。
  間違って、通常講義の教室に入りそうになったのですが、中の様子は満員御礼でした。

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お金の教養講座の内容を筆者なりにまとめると、次のようなものでした。
(第1部)
 ・お金を貯める「仕組みづくり」
 ・貯めた資金を運用する。運用先と注意点
 ・株式投資の基本ルール
 ・FXの基本ルール
 ・不動産投資の基本ルール
 ・リスク管理の方法

(第2部)
 ・不動産投資の基礎・応用
 講義は、短時間で資産運用の基本を凝縮した、とても内容が濃いものです。講師は、分かりやすい例えをしてくれる工夫もあり、説明がとても上手です。、全くの初心者が聞いても十分理解できるでしょう(同業者としては見習いたいところです)。

(4)本講座で学べること

 筆者が、本講座で学べたことは、主に以下のとおりです。
 ①余裕資金の作り方
 「なかなか貯金ができない」という方は必見です。「貯蓄」と「投資」の違いや、簡単な家計管理のやり方など、具体的かつ体系的な収支管理の手法を教えてくれます。

 ②資産運用の基本・注意点
 株式、不動産、FXなど、色んな金融商品の特徴と注意点を説明してくれます。また、失敗する人の特徴リスク管理のコツも説明してくれました。投資に着手する前に、1度聞いておく価値はあると思います。

 ③不動産投資は、実はハードルが高くない
  不動産は、数千万円以上の資金が必要なので、一般人が手を出すのは無理だと思っていました。しかし、探せば数百万円で購入できる物件もあるそうです。また、リスクが高い物件の特徴や、出口戦略についても解説していました。株式投資である程度利益が出せるようになったら、次は不動産投資で安定収入を得る仕組みづくりに励んでも良いかもしれません。

(5)まとめ

 無料で実践的なことを教えてくれるので、費用対効果は抜群でした(コストは交通費だけです)。金融機関が主催するセミナーと異なり、商品販売を目的としていないので、純粋に「お金を増やすにはどうすればよいのか」という話が聞けます。半信半疑で受講しましたが、金融関係のセミナーでは優良な部類に入ると思います。

(参考)

【お金の教養講座の概要】
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/kyouyousemi.html
【「ファイナンシャルアカデミー」のメリット・デメリット】
 筆者なりに感じた当校のメリット・デメリットは以下のとおりです。
(メリット)
 ①実践的で体系的な金融知識を学べる
 教科書を閲覧させてもらいましたが、体系立ててあり、読みやすいです。17年のノウハウを詰め込んだ教科書なら、手元に置いて、何かある度に読み返す辞書的な使い方ができると思います。
 また、講師陣は現役投資家です。リアルタイムの、実践的な知識も学べるでしょう。
 受講生の73%がプラスの運用実績、平均運用実績は+441万円という点は興味をそそられます。
 ②絶対的中立性
  本校は、金融商品の販売を目的としておらず、中立的な立場で情報を提供してくれそうです。私が注目したのは、厚生労働省年金局(年金を運用しているところ)でも研修している点です。保守的でガードが堅い役所で研修しているというのは、それなりに信頼できる証だと思います。
 ③メンターをつくれる
  投資の考え方は、人それぞれだと思います。独学で、我流を極めることを否定はしませんが、独りよがりな考えになる可能性もあります。
  同じ投資知識が豊富な方々に自分の考えを聞いてもらい、修正が必要であれば、指摘してもらうことも大事ではないでしょうか。
  別に、人に聞いてもらうだけなら、本校に通う必要はありませんが、現役投資家の講師に質問したり、受講生同士の交流をはかる制度も用意してくれているのは有難いと思いました。

(デメリット)
 他のマネースクールも同様だと思いますが、受講料は高額です(約30万円)。2年間の受講期間がありますので、月額1万円強ですが、これを高いと捉えるか、自己投資と割り切るかは、人それぞれだと思います。
 なお、30日間は受講料返金制度がありますので、試しに受講して、1か月間使い倒し、期待に添わなければキャンセルすることもできます。

※制度その他は、必ずファイナンシャルアカデミーのHPをご確認ください。
【ファイナンシャルアカデミーの概要】
https://www.f-academy.jp/link/4393/

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【各種無料講座の詳細はこちら】
(まずはここから「お金の教養講座」※入校検討の方におススメ)
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/kyouyousemi.html

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説明:ファイナンシャルアカデミーの定番講座。「老後の不安をなくしたい」、「収入をアップしたい」、「もっと貯金体質になりたい」、「投資でお金を増やしたい」など、なかなか聞けないお金のことを、短時間で効果的に学び、知識を得られる入門講座。(HPより)

(不動産投資の基本を学ぶ)
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/fudolp.html

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説明:不動産投資のメリット/デメリットを1.5時間で学べます。その他にも、自分の住居費を半額にする方法や、保有物件の売却のタイミングなどが学べます。不動産投資に興味があるけど一歩踏み出せずにいる人におすすめです。(HPより)

(株式投資の基本を学ぶ)
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/kabulp.html

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説明:株式投資と外貨投資・FXの基本について1.5時間で学べます。会社四季報の効率的な読み方や、リスク管理をして確実に利益を得ていく方法、少額からFXで成果を出すための方法などが学べます。株式投資やFXに興味があるけれど一歩踏み出せずにいる人におすすめです。(HPより)

(初心者にも分かりやすい「投資信託」入門)
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/mutualfund_kouza.html

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説明:
投資信託の特徴、よい投資信託を選ぶためのルール、投資信託を活用するための知識などが学べます。NISAやiDeCoを活用して効率的に資産を作りたい人や少額の積立で大きく資産を築きたい人におすすめです。(HPより)

(そろそろ定年後の準備はできてますか?「定年後設計」入門)
https://www.f-academy.jp/link/4393/school/retirement.html

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説明:家計、年金、住まい、仕事、資産運用、医療・介護、相続・終活まで、定年前のいつからでも間に合う定年後のお金への備え方を最短3ヵ月で学べます。





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