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36.【発見・映画①】ジブリ『火垂るの墓』を観て気付いたことがある〜約16年ぶりに観てみた時の捉え方の違い〜

▼目次
1.書き始めた経緯を話したい
2.『火垂るの墓』概要
3.気付きと学び
・怖い映画だと思っていたがそうではない。
・清太の与え抜く精神力
・平和である今の日本の状況に感謝
・節子の姿勢
4.おわりに…

【書き始めた経緯を話したい】

こんばんわ。宇佐美です🙌

実は、先日音楽垢のインスタのストーリーでも、
ちょこっと載せましたが、
ジブリの名作映画『火垂るの墓』を鑑賞しました。
鑑賞するきっかけになったのは、尊敬する
女性経営者の方から、こんな一言を言われたからです。

「大人になってから戦争映画を観ると、
 今いる自分のありがたみを知れる。」

「特に『火垂るの墓』を観ると、
 戦争を知る事以外にも、全然違った観点での
 気付きがある。頑張ってる今の自分から観たら
 価値観が変わってるのに気づくから、
 真剣に見てみると良いよ」

その方はおっしゃっていて、すぐさまその夜に、
改めて『火垂るの墓』を観てみることに。

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画像引用:https://www.amazon.co.jp/火垂るの墓-DVD-辰巳努/dp/B000BTCN6Y

【『火垂るの墓』概要】

⚠️ネタバレ注意です⚠️

舞台は昭和20年の神戸三ノ宮。
高畑勲監督の作品。

主人公は清太と、節子という兄妹。
戦争中の、状況下で必死に生き抜いていく
"戦争"をテーマにした物語。

冒頭は清太が神戸三ノ宮駅構内で、
息絶える所から映画がスタートします。

清太と節子は、元々父母の4人暮らし。
ただ戦争によって主人公の2人は、
両親とはバラバラになります。

実の母親は、空襲に逃げ遅れて、
入院後亡くなります。

父親も戦争に行ってから旅立った後、
日本軍が全敗し亡くなったことを知ります。

知人の家で居候して暮らすことになるものの、
住んでいた家の主でもあるおばさんの
いびりが始まり、次第に清太と節子は
この家に住みづらくなっていきます。

その後、河原の側にある防空壕で、
母親が残してくれた預金7000円と、
拾った家具や、食料だけで生きていくことになります。

ざっくりですが、こんな感じ。

必死に2人は、生きるが限界になる。。。

16年ぶりぐらいに、
観た感想を今回書こうかと思います。

【気付きと学び】

・怖い映画だと思っていたがそうではない。

とてもメッセージ性の強い映画である分、
そう捉えてしまったのは小学生の時。
"火垂るの墓=戦争映画で怖い表現をする映画"
と捉えていましたが、考えさせられる映画。
これを見たら感謝せざるを得なくなるのは、
当時少年だった僕は微塵も思わなかったことです。

そこの捉え方の違いに驚きました。

・清太の与え抜く精神力

とにかく、清太の節子に対するGIVEの精神が、
凄まじいです。
どんな状況下でも、"面白くさせる精神力"。
妹をいかに楽しませるか。
この状況下だからこそ、笑わせるか。
今悩んでることが、本当に小さいことなんだと
思うことができます。
清太の妹節子への愛情が伝わります。

・節子の姿勢

この状況下で、節子がしているのは、
「とにかく、まずは自分が楽しむ」この姿勢に
痺れました。

特に、自分たちで住むと決めてからです。
蛍をたくさん見つけて、この生活を思う存分
楽しむことだったり、住む家が防空壕であろうが
工夫しながら一人の時間でも楽しんで生きています。

そして、初めは泣いていたのに、
最後は清太を笑わせようと……
清太に接していた与えて行く姿勢に学びでした。

・平和である今の日本の状況に感謝

心から、たくさんのことに、
感謝しようと思えます。

戦争中の苦悩

人間関係の苦悩

生きることの苦悩

健康面での苦悩

この苦悩を客観的に見れるからこそ、
戦争に行って国のために日本を平和にして
いただいた大先輩方の命、
そして平和に暮らせる家があること、
そしてご飯が美味しく食べれる環境があること。

気にせずに自分の成長のためのチャレンジが
できること。(このnoteもその一つです)

また、一緒に腹抱えて笑いあえる友人が
いるということ。

ほんと、全てに感謝ですね。
ありがたい限りです!

【おわりに…】

映画も違った観点で観たり、メモをしながら
観たりすると、色んなことが学べて財産になります(^^)

ちなみに、『メモの魔力』を書いていた
前田裕二さんも映画を見ながら気づいたこと
印象に残るセリフを残したり、
疑問に思ったことをメモに書いてます。
(これを知ってから実践してます)

この映画ってネットで調べると、
『火垂るの墓』の噂がたくさん書いてあります。

本当かどうかわからないネタが、
色々書かれてありますがそこを見てしまうのは、
なんとももったいないです。

そんな映画も勉強の一つとして観るのは、
実体験も踏まえておすすめしたいです。

映画も一個の教材になりますね。


また何か映画観た時に、アウトプットします。


では、また………👋

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