9.【人生で心砕け散った話し②】 新卒リフォーム会社営業職　～第2話：Overwork 周りの環境によって引き起こり乱れて鳴った心の音〜

【目次】
1、営業&現場監督 当時のタイムスケジュール
2、異動することになった先輩
3、ヤバいと思ったら鳴っていたあの音

〜前回までのあらすじ〜

8.【人生で心砕け散った話し①】 新卒リフォーム会社営業職　～第１話：人生寸分の狂いココにあり～｜宇佐美直人(Usami Naoto)｜note

【1、営業&現場監督 当時のタイムスケジュール】
そして、やることもむちゃくちゃ多い中。
いつまでも帰らないような文化も、
会社都合で美化されて、いわば労働基準法の
一線を大幅に超えるほどのハードワークさです。

ここで、当時の僕の、
『タイムスケジュール』を、
初めて書き記したいと思います。

コピペなど、一切なしの、
自分のリアルな、タイムテーブルです。

※人によってバラバラですし、
　スケジュールは自由に組むことは、
　もちろんできます！
　あくまで、僕の当時のスケジュールです！

〜タイムスケジュール〜
7時25分～8時00分
　出社、新卒（宇佐美である）が、
　事務室ショールームを率先して掃除。
8時00分～8時30分　
　朝礼後、資材や材料を車に積んで、
　現場に向かう。お客様に向かうことを確認し電話。
8時30分～9時00分
　リフォーム資材を車に積み現場に出向。
9時00分～10時00分
　一件目Bさん宅 工事現場 トイレと壁紙工事
　段取りを職人さん（設備、クロスの壁紙職人）
　に伝えて、片付けから何からお任せして、
　後日確認することを伝える。
10時00分～12時00分
　Cさん宅にて壁紙の下見寸法と壁紙決める。
12時00分～13時00分
　職人さんや先輩とご飯を食べる（日中唯一の楽しみ）
13時00分～14時30分
　車移動→Dさん宅 全面改装の下見寸法。
14時30分～16時30分
　車移動→トイレ＆キッチン＆壁紙の
　水回りのショールームLにCさんと同行。
16時30分～18時30分
　車移動→現場着工途中経過確認。
　各工事職人さんの手伝いと片付けして退出。
　※お菓子やご飯出たら本当に仏レベルのお客様です。
　一週間は、会社で崇め奉（あがめたてまつ）ります。
18時30分～19時00分
　工事現場終了。住居片付け。
19時00分～19時45分
　廃材撤去用の置き場に軽トラから廃材を下す。
20時00分～24時00分
　今日の報告書と、明日の商談、職人に確認電話。
　工事段取り工程表や資材、職人業務FAX発注。
24時00分～25時00分
　先輩に「手伝える仕事などありますでしょうか」
　と、必ず先輩に聞き、仕事を手伝うことに順守する。
　→廃材や倉庫の備品整理をする。

その後、帰宅、、、、と(キーボード叩く音)

 うん。

＿人人人人人人人人人＿
＞　働きすぎ！！！　＜
 ￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^￣

『 働きすぎだからーーーー！！！！』

『 アウトだからーーーーー＼(^o^)／』

※他店舗は、月に1度しか休みがありません。
　僕の店舗はかなり緩い方だったみたいです。
　週休2日はあったみたいです。

　これで、、、緩いんだ！！！！笑

以上が、僕自身のMAXの稼働時間でした笑

勿論いろんな会社がありますし、僕よりも、
断然忙しい会社でガンガン仕事してる人も
います。

でも僕は、無理でした笑笑

建築会社でも、リフォーム業界でも、
ここよりも、しっかり安定した場所も
あるかと思います。


ただ「帰ってはいけない雰囲気」
になったりとか、
元々の本社がある地域性の違いに関して、
先輩方が築き上げていた会社の文化が、
あったからなんだと思います。

「仕事遅くまでやってる俺.....格好いい。」
「Viva！サービス残業ヾ(*´∀`*)ﾉ」
「休日出勤！やり甲斐だけで良いんだぜ！」

んーなんでしょうか。

会社の理念というよりも、
その会社にとって「残業」は、美学の頂点。

それが、当時唯一見せつけることができた
自分達の生き様だったんでしょうか。

【2、異動することになった先輩】
あとは、就職活動の時から信頼して、
一緒に働けることになったA先輩(店長)の、
引き抜きがあり、僕のいた店舗から
名古屋に異動することが決まり、
離れることになります。

※僕の店舗は、人に恵まれていたこともあり、
そこが唯一頑張れるポイントでした。
他の社員さんも本当に良い方達ばかりで、
常に笑いに溢れる最高の店舗でした。

ただ、徐々に人の入れ替わりがあり、
環境が変わっていきます。。。

その時は、元々いた型枠大工の職人さんから
営業もやりながらも、仕事ができる
副店長"Dさん"が、店舗を引き継ぎ、
店長を担当することとなります。

そんなある時。
ユニットバスのリフォーム案件がありました。

仕事自体は好きだったので、
やることをやろうと、
自分のタスクに向き合い始めます。

ただ、この時期から、なにかと散漫になり
怪しい雲行きが、さらに目の前へと
立ち込めていきます。


仕事をやるにしても、不安なことが
一つでもあると気になったり、
一個のことに集中せずに、
なんだか、躓いてそればかり見てしまう。

そこを解決しないと、集中できなくなる。

先のタスクが進まなくなるぐらい、
非生産的な脳みそとなり、
気になり続けてしまいます。


実は、、、その同時期に、親友でよく、
ふざけ合っていた地元の友人X君と、
別の仲良い友人Y君のことを、
酔った勢いで陰口を叩いていたことに、
腹を立てて、僕がブチギレるという
大喧嘩をすることになったんです。

仕事で上手くいかないことも合い重なり、
人生で、初めてここまでブチギレるかって
ぐらい怒った記憶があります笑

【3、ヤバいと思ったら鳴っていたあの音】
そこから、プライベートでも、もやもやした
悩みがあり、仕事での悩みも増えていくこと
となります。
(考えすぎて、営業車両で事故りそうになったこともありました。)

※良い子は気をつけるように！！！

ちなみに、これがこの会社で起きたことを
描写してリリックに書き落とした一曲。
「全て過去のことをぶち撒ける」
というテーマでの曲。

「Spit it Out The Past」です。
※時間ある時にぜひ。

そこからというもの。その友人との喧嘩で、
言い過ぎてしまった申し訳ない気持ちと、
でも絶対に許せない気持ちが、
交錯していた時です。

神様はより一層、
新たな試練を僕に与えていきます。笑
(神様って残酷なのね)


そして、そういう時に限って、
大きいリフォーム工事の案件なんかを
任されていきます笑

プライベートのことがずっと頭に引っかかり
店長も変わったりと、1週間ぐらい、
それが気がかりになり、仕事が手付かず。

「え！てかもうこんな時間。」
「まずい…仕事が終わらんー！！」
「段取りがわからん！！ココどうしたらいいの！！」
「先輩…いない！自分でやるしかない！」
「でもわかんないー。」

この、負の連鎖、つまり『ループ&ループ』
(by.ASIAN KUNG-FU GENERATION)
によってテンパってる僕の脳みそは、
夜中の25:00になってもフル回転ならぬ、
全ての頭の稼働していたゼンマイが、
緊急ストップ。

緊急事態アラームが、鳴り響いてます笑

一人真夜中事務所にいながらPCに向かって、
不安に思う時間は長く続きます。

最終的に区切りを付けて終わったのは、
夜中の26:00。
(結局、帰宅せざるを得なくなり、
帰ったのは26:30です。仕事は終わらず。)

そんなこともあり、
不安なことは解消されず、
むしろ、膨らむばかり。

この業務、本当に工事この期間で終わるのか？
これ終わらなかったら俺どうなるんだ？
裁判とか訴えられるのか？
慰謝料？請求？
どうする？

段取りも組まれないまま、
よくないことを一人で考えて、
何故か誰にも言えない日々として、
刻一刻と過ぎていく。


そんな一人いつもみたく、
事務所に真夜中、残っていたある日のこと。

プッツンッ！

ついに、心の中にあった「大事なナニカ」が、
大きく引き千切れた"音"が、
僕の頭の中で、こだまして鳴り響きます。

僕は同時に、自分が受け持っていた
大事なお客様の何十枚もある案件書類を、
「オリャーーーーッ(書類バッサー)！！」と
真夜中25:00事務所の空中に、ぶち撒けました。

次回、そんな書類をぶちまけた僕は、
一体どうなっていったのか？？？？

こちら、第3話に続きます。。。

では、また👋