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差別化は必要なのか?

よく、売れるには「差別化が必要」という話を聞く。

しかし、差別化とかいって、お寒い感じ・ちょっとズレた感じになって逆に来客を遠ざけているのでは?と感じるようなケースもあったり、結局、その打ち出していた"差別化"ではうまくいかないようで、しばらく経つと取り除かれて「普通」に落ち着いたりしている。個人的には普通のほうがうまくいくと思っている。あと疲れにくいので持続性がある。

これまで半信半疑だった「差別化戦略」。
なぜ疑わしいのか、うまく言語化できずにいたのだが、経営学関係本、中でも戦略系の本を読んでいくと、必ずしもそうじゃないことがわかってきた(リンク貼るのがめんどいのでいったん省略しますが、『ストーリーとしての競争戦略』や『起業の科学』という本で勉強しています。あと分野的には経営学ではなく経済学ですが飯田泰之先生のマガジン)。

少なくとも、2021年現在、言語聴覚士としてローカル開業で勝負するには差別化は一切不要だと自信を持って断言する。いいかい、そんな日和ったことやっとる場合ではないぞ。

理由を書こう。

①言語聴覚士資格自体が超希少資格=すでに差別化は完了している

はい、のっけから結論が出てこの議論は終わってしまいます。完。
ではよくないので、説明しよう。

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