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残業ってなんだろう

早いものでフリーランスになっていつのまにか1年が過ぎていました。

昨年の3月くらいからライティングなど受注は増えていたけれど、退職は5月、開業したのは9月で、正式なフリーランス記念日は曖昧ですが💦

少なくともこの一年は残業とは無縁の生活。

数年前勤めていた広告代理店も残業はなかったけれど、正社員だった出版社と前職のサービス業、そしてアルバイトだった塾講師は残業ばかりでした。

いちばんひどかったのは出版社ですが、新卒だったし私の働き方が悪かったと反省しています。


そんな私がなぜ今さら残業について考えているかというと、最近始めた仕事で必要そうだからです。

アルバイトだけれどタスクありきなので、時給といいつつスケジュールがしっかり決まっています。

タスク量の管理はそこそこしてくださっている気はしますが、入ったばかりで仕事量や必要時間を想定することは難しく、今自分がどの成長過程でどれほどのことを求められているのかがもやっとしています。

これは、時給がものすごく低かったらやっていられないかもしれません。


学生時代、新聞社でアルバイトをしていたのですが、それもまたかなり残業していました。

でもそれは契約上の残業であって、時給も出るし私も納得した上での残業でした。

そして何より、その残業はとても楽しかった!

大学の講義が終わって17時出勤、22時退勤が契約。

今でもこのアルバイトが存在しているのかわかりませんが、新聞社のアルバイトはかなりおすすめです。

当時は、二部の学生さんが昼番、通常の学生さんが夜番で、朝9時か10時から夜22時までは、各部に学生アルバイトが常駐していました。

やることは電話番、コピー、ファックス対応、ゲラを届ける、など。←時代を感じる内容ですね!

上の階の解説委員さんや下の階の校閲にゲラを持って行ったり、地下の印刷部署から最新ゲラをとってきたり。

要は雑用です。

でもほぼほぼ大学の勉強していました。

トータルで考えたら1時間あれば終わるような仕事だったかもしれません。

タスクが集中していないので待ち時間が長く、勉強したり本を読むのに最適な時間でした。

記者さんたちと話すのも刺激的でした。


そんな生活を1年くらいしたときに、配属されている部が新たな紙面を担当するようになり、金曜日に夜中の1時まで仕事できないかと相談を受けました。

基本的には22時以降は大した仕事はなく、夜中1時くらいに刷り上がるゲラを配ってまわったら帰っていいとのこと。

帰りは会社の地下からタクシーが出ていて家まで送ってもらえるという話。

その残業、いろんな勉強もできたし、帰りの深夜の首都高ドライブも楽しかったし、今でもあの生活は楽しかったなぁと思い返します。


もう、今はゲラを配るなんていう仕事はきっとなくなっていると思いますが。。


話を今に戻すと、フリーランスは残業っていう概念がそもそもないんだなと思いました。

成果にお金が払われるから。

だからこそ、時給なのに残業っていうのがもやっとするなと。

新聞社はその分時給もらえたからよかったけれど、お金が払われない残業を、どう捉えたらいいのか、わからなくなってしまいました。

フリーランスの頭で考えると、いくらでも仕事しちゃうので気をつけなければなりません。


まぁ、まずは仕事を覚えろという話ですね(笑)



本日も読んでくださり、ありがとうございました★

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