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【詩】花束を野に放て

忘れたいけど忘れたくない

コップの水みたいに
毎日ゆれる私の気持ち

他人の目線ばかり 
あなたの目線ばかり
気にしているのかもしれないね

カードの表と裏みたいに
毎日変わる私の気持ち
自分の気持ちが
裏目に出たらどうしよう

そんなことばかり気にして
生きてきたのかもしれないね

白黒はっきりさせなくちゃ
0か100かで考えなくちゃ
こうあるべきを大事にしなくちゃ
そんな風に生きてきたのに

あなたの愛には、
そんなものは通用しなかった

誰かのルールに縛られたくない
本当の自分が見えてしまって
何者からも、自由でいたい自分が
見えてしまって 
そんな気持ちに逆らえない

どうか、どうしようもなく
あなたに囚われてしまう私の心を
この空に 草原に 川に 海に
解き放たせてくれませんか?













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