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チョコレートシェイク♡2

12
GOT7のマンネ、ユギョムの恋。 チョコレートシェイク2章 #got7で妄想
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#小説

2-12

「何食べようか」

「オムライスっ」

「また?」

「うん、いつ食べても美味しいものは美味しいでしょう?」

「まあね。てか、今何時? みんな食べたのかな」

「もう8時です。ベムとジェクスニヒョンは食べたって言ってましたよ」

 リビングには、ソファで一緒に映画を見ているジェボミヒョンとヨンジェヒョンがいた。

 内心、どきりとしてしまう。

「ジェボマー、ご飯食べたー?」

「ああ、適当に済

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2-11

「ヒョン。びっくりしたんだね」

「あ、うん」

「ヒョンがそういうのに理解あるってこと、僕は知ってるよ。でも、現場見ちゃうのはさすがにきついよね」

「ああ……うん」

 ぴったりと並んでくっついて、膝を抱えて座るヒョンの腰を抱いて。

 ドキドキとときめいていいシチュエーションなんだけど、ヒョンのことが心配で、そんな気分にはならない。

「ヒョン。僕こどもじゃないからね。知ってましたよ」

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2-10

「単純な話なんだよ」

 マクヒョンは、部屋の壁を見つめて、とつとつと話し出した。

 僕は応援したくって、その手をぎゅっと握る。

「お……俺の友達に、さ、JとYってやつがいて、さ」

 JとYて……まさかジェボミヒョンとヨンジェヒョンじゃないよね? まさかね。

「前から、仲良しなのは知ってたんだ。そういうの、別に変だと思わないし。LAにもいっぱいいたし」

 え、まさか、そうなんじゃ。

 

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2-9

「マクヒョンなんでこんな所に隠れてたんですか?」

「え? 隠れて、あっ!」

 そう言うと、ヒョンはガバッと体を起こして、キョロキョロと辺りを見回したり、明らかそわそわと落ち着かなくなってしまった。

「ヒョン、落ち着いて」

「え、あの、」

「ヒョンってば」

 僕は落ち着かなさげに宙をさまよっている、両手を捕まえて、ぎゅっと握った。

「あ、ああ、あの」

「話してください。どうしたのか」

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2-8

 しんと静まり返った部屋でじっとしたまま。

 暇で、いろんな考えがとめどなく溢れてくる。

 ヒョンの柔らかい髪が気持ちよくて、ふわふわと撫でながら、感情に任せて想いを巡らせる。

 

 ずっと、ただヒョンが笑ってくれていれば、それでいいと思っていた。マクヒョンがジニョンイヒョンを好きなのは、みんなが知ってる事実で。

 だから、二人が仲良しでマクヒョンがいつも楽しそうだったから、それを見てい

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2-7

 どうしたのかな

 大丈夫なのかな

 そう思うと、心配でいたたまれなくて。

 僕はその肩に手をまわすと、自分の方に引き寄せた。

 壁にもたれていたヒョンの体重が、僕にかかる。

 とてつもなく、幸せな重みだ。

 そんなことが、ふと頭に浮かんで、マジで僕はバカだなって思った。

 ヒョンをベッドに運んで寝かせるのなんて、きっと簡単だけど。

 なんか、そんなことしたらすごい嫌がられそうな気

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2-6

 結果的に、僕自身のヤキモチがバレて、今死ぬほど恥ずかしい。

 埋めてほしい。

 二人はなんか興奮して、手を握り合いながらゲラゲラ笑ってる。

 その上、何気ない風を装ってキッチンに行って、キャーキャー騒ぎながら戻って来た。

「てか、ユギョミgood jobっ」

 そう言って親指立ててくるヒョン。何が。

「何がですか」

「いや、見たろ? あの二人。めっちゃ幸せそうじゃん。結果的にユギョ

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2-5

 ベッドに突っ伏して毛布かぶって。

 いつの間にか寝てたらしい。気が付いたら、部屋は真っ暗だった。

 リビングの方から声が聞こえてきて、目をこすりながら、部屋を出る。

「やっと起きた?」

 そう声をかけてきたのは、ベムだった。

 いつの間にか、他のスケジュールを終えたベムもジェクスニヒョンも帰って来てて。

 二人はいつもみたいにぴったりくっついてソファに座ってる。

「ご飯は?」

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2-4

 そこまで考えて、自分の考えがあんまりにも少女趣味だって気づく。

 恥ずっ、きもっ、

 だめだ、マクヒョンが悪いんだ。そんな無防備で可愛いのが悪いんだ。

 僕は体を起こすと、ソファにあったブランケットを引っ張る。

「ヒョン、風邪ひきますよ、いい加減なんか着て」

 僕はマクヒョンの背中にそのブランケットをかぶせた。

「ん、寒いと思ってた」

「じゃあなんか着てくださいよ」

「うん、もう

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2-3

 しばらくすると、相変わらず楽しそうなヒョンたちがバスルームからココを連れて出てきた。

 床に座って、ココをタオルで拭きながら、ニコニコ笑うヒョンたちの間に、入れる気がしない。

 ヨンジェヒョンはTシャツを着てるけど、マクヒョンは相変わらず裸のままだ。

 ふ、服着ればいいのに。

 僕はソファに体を投げ出したまま、二人の様子を眺める。

 ココ連れてくるとき、僕も一緒に行けばよかった。

 

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2-2

 そう思って、バスルームを覗きに行く。

 楽しそうなふたりの笑い声が聞こえてくる。

「ヒョン~、コーヒー買って、来、ました」

「ああ、お帰りー」

「ありがとーっ」

 パッと勢い良く入ったものの、その状況に面食らって、一瞬言葉に詰まった。

 ヒョン達は上半身裸でバスルームにいて、マクヒョンはバスタブの中に、ヨンジェヒョンは淵に腰かけている。

「あ、は、はい、」

「置いといて、もうちょ

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2.恋は盲目-1

2.恋は盲目-1

「ただいま~」

 近所のコンビニに行って、ついでにカフェに寄ってヒョンたちに頼まれた、コーヒーも買ってきた。

 別に、パシらされてるわけじゃないからね、ついでだよ。

「マクヒョン~、ヨンジェヒョンー」

 あれ、さっきまでリビングでテレビ見てたのに。

 ふと、バスルームから声がするのに気がついた。

 ケラケラ笑う声は、マクヒョンだ。

 コーヒー買って来てって言ったくせにシャワーしに行っ

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