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イベント報告

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過去にBONDが実施したイベントのまとめです。 以後も同様のイベント等を企画していきます!
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記事一覧

【絵画作文展報告】 3日間で200人が来場!「線引き」なく一日も早い在留特別許可を

3日間で200人が来場!「線引き」なく一日も早い在留特別許可を未成年の仮放免者の子どもたちの絵画や作文の展示会を、昨年に引き続き開催しました。(主催:入管を変える!弁護士ネットワーク(通称「変えるネット」)、共催:BOND) 仮放免の子どもたちの絵画作文展は、2020年に始まりました。昨年には8月の東京・日比谷ほか、仙台、大阪、千葉、高知、埼玉、東京・渋谷と、各地で開催され、絵や作文を通して仮放免の子どもたちの想いを多くの人に知ってもらうことことを目的に開催しました。

【イベント報告】2022.12.18『仮放免者の話を聴く会』

はじめに2022年12月18日(日)に「仮放免者の話を聞く会」を実施しました。このイベントは入管問題における当事者である仮放免者の方の声を聞き、日本社会の一員として私たちに何ができるのかを考えるきっかけにすることができればと思い、定期的に開催しているイベントになります。今回は仮放免状態で暮らすハンナン・ミアさんをゲストにお招きしお話を伺いました。本記事ではイベントの内容を報告します! ↓イベント企画の裏側はこちら!↓ ミアさんのプロフィールバングラディッシュ出身で1988

【イベント報告】獨協大学で開催!~『難民の話を聴く会』~

2022年12月に獨協大学にて入管問題についての展示と、「難民の話を聴く会」を開催いたしました。当イベントの様子を紹介いたします。 1. 目的展示・イベント両者とも、獨協大学の学生に ①日本にいるウクライナ難民(避難民)以外の難民の現状、入管問題全体、そして,ウィシュマさんの死亡事件を機に大きく問題視されるようになった入管収容の実態だけでなく一時的に収容を解かれている 「仮放免者」の置かれた窮状を知ってもらうこと 。 ②難民で仮放免者でもある当事者の実体験、切実な訴えを

【イベント報告】12.10 日本における難民・在日外国人問題を知る〜私たちにできること〜@中央大学多摩キャンパス

2022年12月10日に行ったイベント報告記事です。ぜひ最後までご覧ください~ イベント概要 本イベントは、BONDと中央大学ボランティアセンター学生スタッフで活動する中央大生主催、中央大学ボランティアセンターとBOND、白門一新会共催のもと開催されました。市民の「私たち」にできることをテーマに、中央大学での対面開催とオンライン配信のハイブリット形式で実施されました。  イベントのプログラムとしては、1. 指宿弁護士による講演 2. 学生主催者たちによる トークセッション

仮放免の子どもたちが描く「家族の絆」~絵画展・作文展~【イベント報告】

概要 2022年8月19日(金)に、「入管を変える!弁護士ネットワーク」主催で上記イベントを開催しました。共催として、BONDメンバーは当日までの準備および当日運営に関わりました。  イベントの展示には作文と絵画があり、作文は中学生〜大学生の作品が中心、絵画は小学生の作品が中心となりました。来場者は、メディア、一般参加など、合計で約80名となりました。  午前中はメディアが入り、絵画と作文の授賞式が行われました。午後は一般公開で、支援者や当事者のほか、SNSなどで興味を持って

2022/1/20 上智大イベント報告

 2022/1/20(木)に、BONDは上智大学を中心とした学生向けの企画を開催しました。以下、本イベント内容の報告をいたします。 1、開催目的  本イベントの開催目的は以下の通りです。 ・学生に日本で現在起こっている入管問題を伝えること、ウィシュマさんの死亡事件を機に大きく問題視されるようになった入管収容の実態だけでなく一時的に収容を解かれている「仮放免者」の置かれた窮状を知ってもらうこと ・仮放免者の実体験を聞くことで、入管問題を身近に感じ自分ごととして考えてもらうこ

9.18 「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」によるレクチャー会報告

 2021年9月18日、「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」によるレクチャー会を開催いたしました。8月17日に引き続き第二回目となるレクチャー会です。今回は『医療放置』をテーマに開催し、15名にご参加いただきました。  今回の投稿ではその報告と、参加者の反応を共有させていただきます。 1、目的名古屋入管死亡事件の真相究明と再発防止の徹底化を求めるとともに、入管施設内でなぜこのような事件が起き続けるのかを考える。 2、全体の概要 まずBOND学生・社会

2021/8/8埼玉大企画イベント報告

 BONDでは、8/8(日)に、埼玉大学の学生に向けた企画を開催しました。以下、本イベント内容の報告をします。 1,開催目的 このイベントは、入管収容施設や日本の難民問題について解説するとともに、実際に難民の方のお話を聞くことによって多くの学生に関心を持ってもらい、ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める取り組みを社会問題化することを目的に開催しました。 2,入管収容施設及び難民問題について 最初に、入管の問題点や問題の背景について解説をしました。  国際的にみると日本の

2021/05/29 仮放免者の話を聞く会  イベント報告

 BONDでは、5/29(土)に、今年2回目の「仮放免者の話を聞く会」を開催しました。以下、本イベント内容の報告をします。 1.お話の概要 今回は仮放免中の50代男性と40代男性のお二人にお話を伺いました。(以下、50代男性:Aさん、40代男性:Bさんとします。)  Aさんは母国で命の危険を感じ、母国から逃げるために来日しました。来日後、すぐには難民申請のやり方も分からず、真面目に仕事をしていれば日本で生活ができると周りの人からも言われ、実際に捕まることもなく生活を続けて

#名古屋入管死亡事件の真相究明と再発防止を求めます 4・21緊急抗議集会報告

名古屋入管に収容中のスリランカ人女性が亡くなった事件を受けて、4月21日女性の支援を続けていたSTARTと連携団体であるTRY、そして私たちBONDの主催で、事件の真相究明、再発防止を求めるともに、入管法改悪法案の廃案を訴える緊急抗議集会を行いました。 名古屋の会場と全国の参加者をZOOMで繋ぎ、大学生を中心に約60名の支援者が結集しました。 本緊急抗議集会について報道もされました。 「スリランカ人死亡で入管に抗議…「適切な治療行われなかった」と支援団体(2021/4/

2021.4.3 イベント報告

こんにちは。BONDでは、前回2月に引き続き、先日「仮放免者のお話を聞く会」を開催しました。お二人の方にお話していただいたうち、今回は大学生のAさんのお話を報告させていただきます。 1.プロフィール Aさんは、日本で難民申請者で仮放免中のご両親のもとに生まれました。そのため生まれた時から仮放免状態に置かれ続けています。 小中高と、すべて日本の公立学校を卒業していて、周りの友人はほとんどが日本人だそうです。 しかし、仮放免者は、「住民票を持てない」「都道府県をまたぐ移動の際

2021/2/23仮放免者の話を聞く会イベント報告

BONDでは、2/23(火)に、今年初めての「仮放免者の話を聞く会」を開催しました。以下、イベントの内容の報告になります。 1.お話の概要 今回は、仮放免中の50代の男性と彼の息子(大学生)のお二人にお話を伺いました(以下父をA、息子をBとします)。  Aさんは当初は2年の滞在を目安に出稼ぎ労働者として来日しましたが、そのときから既に約30年が経ちました。  しかしながら、来日から約15年が経過した頃、オーバーステイを理由に当時の勤務先の工場で警察に摘発されました。品川

2020/12/13 全国集会報告

2020年12月13日、BONDは以下をテーマに掲げる集会を主催・参加しました。 子どもの未来を奪うな、家族を救え! 難民を救え! 仮放免者の人生を奪うな! 集会の参加には学生の支援者を中心に100名を越えるの方々が参加し、仮放免中の当事者も多く参加してくださいまいました。また、8月の集会に引き続いて、弁護士及び国会議員の皆さんもご参加くださいました。 8月末の集会の内容に関しては、こちら⇩ 当事者の意見や各団体の報告を聞く中で、各々危機感を持ってスピーディに行動を起

2020/11/14 仮放免者の話を聞く会 イベント報告

11月14日、zoomで「仮放免者の話を聞く会」を開催しました。多くの社会人、大学生に参加していただき、ありがとうございました。 1.お話しくださった方のプロフィール  今回お話を伺ったのはパキスタン出身の50代後半の男性です。来日してから30年以上が経ちます。彼はパキスタンの軍事政権下で民主的な政治を求めて反政府活動をしていたことから、政権から目を付けられ、命の危険を感じるようになり、日本に逃れてきました。当時彼はお金をたくさん持っていなかったため、観光ビザが安価で手配も