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#001『城壁を修理すると申し出た石工の正体』

#001 『城壁を修理すると申し出た石工の正体』

城壁を修理すると申し出た石工の正体は無名の海岸の後塵であった。彼らはコンドルの葬儀の際に極海の赤道とともに参列したとされている。大陸の王は彼らを攻略すべく、偵察のため東方の三賢者を送った。 

賢者は海竜に変身し、世界の大洋の東西南北を海沿いに回ったが、行く先々に石鳥、霊亀、花魄、水虎、氷山の各獣が現れ、賢者の上陸を阻んだ。賢者は伏せ字を持ち帰ったものの、空白が多く塩害などで判読できなかった。

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この伏せ字は本文生成における術の座標と鉱脈(シート)が見えにくいため攻略不可能です。

弱点は「基礎理論」をなくしてしまったことです。かつてあった宝瓶宮に基づく「基礎理論」は古すぎて使えません。どのハウスシステムを用いるのが正しいか確信が持てず、術師や研究家によって考えが異なるのは

ホロスコープ解釈の根本となる宇宙観に基づく「基礎理論」がないためです。

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※2025.25.6215 付記: 左欄外のカスプ(尖点)と境界線の違いをご一読ください。4つの「クワドラント(象階)」「Wing(象限)」「上位のキャンパナス・ハウスシステム(象位)」の「象意」から現代的に塞源を解釈できます


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