大量のネガティブなニュースで凹まない考え方
例えば、「世の中ネガティブなニュースばかりだ、世の中に起こっている出来事は悪いことばかりだ」と悲嘆に暮れている人がいるとして、同じ状況でもそうはならない人がいるわけです。もちろん気質というのもありますが、世の中にあふれるニュースに対する反応は人間やメディアの特性を知っているだけで変わったりします。
人間というのは元来ポジティブなことよりもネガティブなことに反応しがちです、それにより良くないニュースばかりが目に付いたり、記憶に残っているのかもしれません。
そのうえ、現代ではTwitterなどで気軽に自分が気になった記事をシェアできるようになりました。これによって誰かが気になっている(多くはネガティブな)記事に触れる機会が以前よりも増えたということも考えられます。
また、メディアには注目を集めざるを得ない理由があります。例えばTVや、インターネットサイトであれば広告料を得るために、新聞紙であればそれ自身を購入してもらうために出来るだけ人間が読みたくなるような記事を書かなくてはなりません。
人間がネガティブなことに反応しがちであることは、メディアを作る人もわかっているので、自身のメディアを継続するためにもネガティブな記事を多く出してしまうというのは理解できるのではないでしょうか。
人とメディアについて上記のように考えるだけで、世の中はネガティブなニュースが多く出回り、記憶にも残りやすいというのは事実ではあるが、それが世の中の出来事を正しく映し出しているわけではないということがわかるのではないでしょうか。
あなたが思っているよりも、世の中は悪くないのかもしれません。
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