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2023年5月の記事一覧

2023年5月に読んだ本まとめ

先月までは平日は寝る前に文芸書を、休日にそれ以外をまとめ読みしていたのですが、今月はゲームのやりすぎであまり本が読めませんでした。まぁ、そういう月もありますよね。来月からはゲームはそこそこにして本を読む時間を増やしていこうと思います。 文芸書本とは出合うタイミングが肝要なんだと思うのですが、今月はタイミングが悪い本が多かったように思います。その本自体が悪いわけではなくて私や時代の受け入れ態勢が整っていなかった。もしくはなくなっていたということなんだと思います。 浅田 次郎

浅田 次郎著『地下鉄に乗って』を読んで思ったことなど

30年前の小説に対して時代錯誤と言うのはちょっと違うと思うので、言い換えるならば『地下鉄に乗って』は90年代前半という時代だからこそ楽しめた作品だといえる。 石田純一が「不倫は文化だ」と(そのままズバリとは言っていないらしいが)言ったのが、1996年だそうだけど、確かにあの時代90年代まではそれを言ってもある程度は許容される、よく言えば大らかさが、悪く言えば無神経さがあったと思う。 では何故30年経った現代はどうだろうか? 不倫をした芸能人は一定期間干されるのが通例にな

生成AIが「底上げ」する生産性について考えてみた

本日の日経新聞に生成AIが底上げする生産性について分析した論文の紹介記事が載っていました。内容はざっくり言ってしまうと以下の2文に要約できます。 今働いている会社は生成AIを業務利用してもOKなので、私は業務でも生成AIを結構利用しています。そこで感じるのも上記の要約と大きくはズレていない印象です。 例えばちょっとした関数を使ったスプシの式を生成してもらうのであれば、生成AIはかなり有用です。生成AIを使えばExcelやスプレッドシートの関数について詳細はよくわからん人で

生成AIとコミュニケーションについての妄想

ゲームは色々やるんだけど決してうまくはないです。まぁ、個人的にはうまくもないのに、楽しいからという理由で続けられるものこそ趣味なんじゃないかと思っているので、上手くならないことに悲観しているわけではないです。 最近はスト6のデモ版をよくプレイしているのですが、CPUのレベル6といい勝負で結構楽しくプレイしています。上手い人がプレイするとCPU戦は対人戦に比べて物足りないんじゃないかと思うのですが、私自身のレベルが低いのでCPU戦でも確り楽しめるわけです。 ChatGPTに

BCG(ブロックチェーンゲーム)について軽く調べて思ったことなど

先日の日経新聞でブロックチェーンゲームについて紹介されていたので、色々と調べてみました。ブロックチェーンはビットコインなどにも利用されている分散型のデータベースで改竄が難しく、分散しているため傷害にも強いと言われています。 そういったブロックチェーンをゲームに取り込むことで、どういったメリットがあるのかと言うと、以下のようなメリットがあるようです。 ゲームのキャラクタやアイテム(アセット)をブロックチェーン上に登録しNFT化することでゲーム外での売買が可能になる ゲーム

Google I/Oで日本語対応が発表されたBardを早速使ってみた

今日は開催されたばかりのGoogleI/Oの記事が色々なところで目につきました。やはり気になるのはBardが日本でも提供されるようになったことです。以下からアクセスできます。 利用規約に個人を特定できる情報は含めるなと言った記載があるのでその辺りは注意が必要ですね。 日本語も使えるようになったということなので、さっそく質問してみました。 ちなみにChatGPTによる回答は以下の通り。 何というか、Bardは正確な情報を返してくれました。あと反応スピードがChatGPT

IT人材市場活況に、コーポレートエンジニアが思ったこと

日経クロステックの記事で、DX需要でIT人材の需要はあるが供給が追い付いておらず採用ができない。その為、人材を増やさなくても数をこなせるようにナレッジの蓄積をしたり、非IT人材を採用し社内でリスキリングする正攻法ではない「斜め上」の対処を取っている会社が出てきたという話が書かれていました。 私はITで糊口を凌ぐコーポレートエンジニアなので、市場の需要が高まれば自身の実力が変わらなくても稀少価値が上がる。言い換えれば、IT業界が人材難になればなるほど、何もしなくても給料が上が