やめると節約がうまくいく習慣
こんにちは、なにおれ(@lemologue)です。
● プロフィール
なにおれ。1991年生まれの30歳。月6〜8万円の生活費で暮らしている倹約家ミニマリスト。「少ないものとお金で楽しく暮らす」をコンセプトに、「ブログ」「Twitter」「Kindle」で情報発信。
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先日、こんなツイートをしました。
「節約をする」と考えるよりも、「お金を使ってしまう原因をやめる」と考えたほうが、結果的に節約になったりします。
ということで、やめると節約がうまくいく習慣7つを紹介します。
1. 暇だからとウインドーショッピング
これはやめたほうがいいです。
実際のところ、「これは絶対にほしい」と思うのはそれほどありません。
しかし、知ることでほしくなってしまうのが人間です。
持っている服だけでも十分なはずなのに、新しい服を知ることでもっとほしくなる。
それが本当は不要だったとしてもです。
対策は簡単。
ウインドーショッピングはやめればいいんです。
新しい服の買い足しを考えていないのなら、ぜがひでも洋服屋には近づかないこと。
必要な服があるときだけ、お店で探すようにする。
このことを意識するだけでも服に無駄遣いをしてしまうことが減ります。
2. セール品やアウトレット品を買う
人間の脳は、「価値を相対的に判断するクセ」があります。
どういうことかというと、基準になる値段があって、その基準に対して高いか?安いか?を判断しているということ。
たとえば、「元の値段が10万円だった家電製品がセール品で50%OFFの5万円になっていた」
これ、ものすごくお得に見えますよね。
「10万円」が基準になっているので、「5万円」という値段が相対的に安く感じます。
しかし、本当は、1万円の家電製品で必要十分だったかもしれません。
値引き率に騙されているうちは、節約はうまくいきません。
セール品やアウトレット品に惑わされず、自分に必要なものを見極め、絶対額で判断すること。
他のものが安いとか、高いとかは関係ありません。
自分が必要なものを絶対額で判断するように意識するといいです。
3. 松竹梅だと竹を買う
人間の脳というのは、比べることで判断が変わります。
本来必要なものは「C」という商品のはずなので、「A・B・C」と商品が並べられることで、「BやA」がほしくなる。
それが人間です。
企業は “脳のクセ” を知り尽くしているため、あえて “捨て商品” を売っていたり、オプションやセット販売していたり、選択肢を増やしています。
そのマーケティングに騙されてはいけません。
重要なことは、「自分がなぜそのものをほしいと思ったか」です。
購入の目的に立ち返り、いらない選択肢は捨てなければいけません。
やってしまいがちなのが、「松竹梅」とグレードの分かれた商品展開がある場合、真ん中の「竹」のグレードを選んでしまうこと。
ほとんどのケースでは、最もグレードの低い商品で事足りるはずです。
よくよく目的を思い出し、「一番安いものでいいのでは?」という視点を持つこと。
4. 食材や日用品の買いだめ
「買いだめ」はやめよう。
本当は1個100円のものだけでよかったのに、3個で200円になっていたから後者を選んでしまった。
これが買いだめのトラップです。
いるものはいる。いらないものはいらない。
いくらセットや大量購入で安くなるからといって、いらないものをたくさん買っても高くつくだけです。
本当に必要な個数を見極めること。
ものだけでなく、数も適正かを考えるクセをつけましょう。
5. 送料無料にこだわる
買いだめと似たことに、送料無料にこだわると無駄遣いになりがちです。
これは本当によくあります。
ネット通販の発達により、日用品や服などもネットで購入する方も増えたのではないでしょうか。
そこでよくやりがちなことが、「〇〇円以上なら送料無料」の言葉に釣られていらないものまで購入してしまうケース。
たとえば、500円の送料がかかるショップで、10,000円以上は送料無料だとします。本当にほしいものは7,000円の服だけなのに、あと3,000円買えば送料無料だからとつい買ってしまう。
結果的に、送料込みで7,500円ですむところが10,000円支払っていた。
身に覚えありませんか。
やるべきことはシンプルです。
本当に必要なもの だけを買うことです。もしくは、本当に必要なものが送料無料の基準をオーバーするまで我慢するかです。
節約においては、後者のほうがいいかもしれません。
我慢しているうちに、「やっぱりいらないや」と思うことはよくあります。
6. とりあえずテレビをつける
テレビは広告そのものです。
テレビを見ている時間は、常に企業の広告に晒されていると思ってちょうどいいです。
ウインドーショッピングをやめたほうがいい理由と同じですが、人間は知っているからほしくなります。
ニーズ(需要)ではなく、ウォント(ほしい)を刺激されているともいえます。
私たちは、「ほしい!」と錯覚させられています。
テレビは人間のウォントを刺激するのに打ってつけの手段です。
「ドラマでイケメン俳優が着ていた服」「情報番組でやっていたおしゃれな調理器具」「グルメ番組でやっていたおしゃれなカフェ」そのすべてが広告です。
だから、テレビの電源は極力つけない。
私は、テレビ自体持っていません。
テレビは手放してしまうのがベストだと思っています。
テレビがなくても困るものではありません。
これは実体験でしかわからないので、1週間テレビを押し入れに封印するとかもいいかもしれません。
7. 惰性で続ける
惰性で続けてしまうこと。
いろいろなケースが考えられますが、最近だとサブスクリプション契約。
「Amazon Prime会員」「ネットフリックス」「スポーツジム」このような月額で契約するようなサービス。
できるだけやめたほうがいいです。
月額500円や1,000円と、ひとつひとつは安いケースが多いので、「まあ、いっか」と惰性で続けてしまいがち。
しかし、実際にはひと月で一度も利用していない。
そんなこともあります。
もしくは、「本当は必要ないけど、もったいないから使おう」と無理に使っているケースもあるかもしれません。
対策はシンプルです。
絶対に利用したいサービス以外は解約すること。
ひとつひとつは小さな支出でも、いくつも重なればけっこうな金額になります。
一度、有料で契約しているサービスはたな卸ししてみてください。
まずはすべて止めてみて、あとからもう一度必要なものだけ契約しなおすときれいに整理できるのでおすすめです。
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ということで、「節約を頑張ろうとするよりも、お金を使ってしまう原因をそもそも避けるのが節約にいいよ」という話でした。
節約をしようすると我慢感が生まれますが、無駄な習慣をやめることはそれほど苦痛ではありません。
むしろ、付随して手間がなくなって自由な時間が増えることすらありますよ。
節約を節約と感じないマインドを身につけることを目的にした拙著『ミニマリスト式超節約術: 月10万円でも楽しく暮らす』も合わせて読んでみてください。
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おわり。
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以上
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