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自虐ネタはやめとけホントに。

ちょっと前の話なのですが、Twitterで「自虐ネタは”自分はブスだとかバカだとかちゃんとわかってるので言わずにほっとけ”という自衛」というようなツイートと、それに続き何人かが「めっちゃわかる」、とか「自虐ネタ本当はやめたい」とかそういうツイートをしていたのを見て、この記事を書こうと思い立ちました。随分と時間が経ってしまったが。

新入社員は会社での自虐ネタはやめとけ

というお話。
まぁ新入社員に限らず、”自衛”で自虐ネタを使う人には当てはまるかも。
なので、「いじられキャラになりたい!」「あ、ブスとかバカとか全然どうぞ言ってくださいそれで愛されるのであれば」とか思う人は、”いじる側の人間”の立場として読んでいただけると幸いです。

私が社会人になって驚いたことのひとつなのですが、
会社の人たちとの雑談って、学生の頃と会話のテンションもテンポも全く違うってことです。
大学って、バックグラウンドとか家庭環境が180度違う!みたいな人いないんですよね。なので話題も選びやすいし何がウケて何がウケないとかもわかりやすい。
でも会社に入った途端、急に年齢の幅も広がるし(大学院は年齢の幅ある方でしたが、でもやっぱり違うよね)バックグラウンドもバラバラなので、持ってる知識も全然違って会話で共感がしづらいんです。

でもそんな人たちでも共通の話題があるのです。
恋愛ネタと悪口(軽いいじりからガチなもの含め)。
どの世代もびっくりするくらい盛り上がってしまうのが、このふたつ。
つまり、自虐ネタっていうのはみんなが食いつきやすい”悪口ネタ”を自ら種まいているようなもので、しかもそれ以外の共通の話題がないという状況を作ってしまいやすいんです。

なので、「私は◯◯なんですよ〜」みたいな自虐ネタを最初の自己紹介とか滑らないハナシに使ってしまうと、共通の話題がない大人たちはいつまでもそのネタを使いまわしていろんな人に広めてゆくのです。

「いじられ愛されキャラになれるんなら別によくない?」
はい、私も当初そう思ってました。でも例えば、「私はバカなんです〜」ってネタを、「お前はバカだからな〜」って1年間続けられてみてくださいな。
しかも、「あいつはバカだからな〜」って、自分の知らないところで、自分の自虐ネタを知らない人に言いふらされてみてください。結構しんどいよ。

ちなみにこの記事、私は結構な怒りを込めて書いていたりするのですが、なんだかんだで”話題がない”ことに焦って自虐ネタを言ってしまった自分がことの発端だと思うとなかなかぶつけ先が見つからなくて難しいのです。
なので、せめて後世には伝えておいてやろうと…思った次第です…

みんな、自分を目一杯愛してやろうな…。
負けんなよ…。

(私は元気です。)


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