「親子分離しない」を考える
これまで関わってきた社会的養護を受けてきた子どもの全ては「親子分離」を経験しています。決して子どもが望んだわけでなく、両親、そして支援する大人(児相、施設の職員、里親)も「子どもの権利」の中で最も大切にしなくてはならない「親と子が分離しないで生きていくサポート」を日本はないがしろにしてきたように思えてなりません。
戦災孤児は戦争が親子を分断しました。しかし、戦後79年も経った今でも行政機関による「措置という分断」は変わらずに行われ、日本のこの制度は国際的に問題になり、外圧も