見出し画像

映画「荒野に希望の灯をともす」

娘の薦めで15日の朝、大森の映画館に中村哲医師のアフガニスタンでのドキュメント映画を見に行ってきました。
劇場版『荒野に希望の灯をともす』 (ndn-news.co.jp)

そこに映し出されていた光景は、ライ(ハンセン)病患者や乳幼児や障がい者や高齢者の病や貧困の現実でした。

どうやって生き抜いているのだろう?

医師のいない街。
この状態を目の当たりにして、中村哲さんは、通り過ぎることができなかったのだろうと思います。

中村さんは医師としてアフガニスタンの山岳地帯に入り、薬よりもまず水と栄養。生活するための農業の方が大事だと考えて、医療はスタッフに任せて土木を学び、特に江戸時代の地元筑後川の工法にヒントを得たようでした。

時は2001年、9月11日。アメリカの同時多発テロが起き、その恨みからアフガニスタンを攻撃し、用水路をつくる作業の後ろにはアメリカ軍機オスプレイが写っていましたが、中村さんのメッセージが

「彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る」

アフガニスタンの人たちの努力で、荒野が農地へと変わり、自給自足ができると、人々の表情が大きく変わり、笑顔が見えて、また試練。

人間は自然の中で生かしてもらっている・・・この謙虚さも国トップは身に染みて感じて欲しいです。(戦争などやっている場合じゃない!)

中村さんが糾弾で2019年12月4日に亡くなりましたが、その遺志はアフガニスタンの人々の心の中に今も引き継がれているようです。

今のどんな政治家より、外交的に影響力があるのではないかと思います。
ぜひ、政治家の皆さんには観ていただきたいし、私も目の前にいる子どもや若者の応援をしていこうと決意を新たにしました。





【子どもや若者が安心して社会と繋がれる居場所を!】 安心した居場所作りのスタートUP資金や継続した運営のためには資金が必要です。 経験や年齢問わず、子どもから大人まで育ちあえる 『南湖ハウス』をぜひ一緒に創りましょう! 応援よろしくお願いします!