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ナポレオンは死後に体の一部が売られた!?【5/18はナポレオン皇帝推挙の日】

本日、5月18日は、ナポレオンがフランス上院によって皇帝に推挙された日です。

一介の砲兵士官からフランス皇帝にまで上り詰め、全ヨーロッパの制覇を図ったナポレオンは、誰もが知る歴史上の有名人です。晩年はセントヘレナ島に流されましたが、死してもなおその人気は衰えず、フランスの英雄とされています。

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ですがその人気ゆえか、死んだあとにその死体の一部が売られていた、というのはご存じでしょうか?

有名人の遺品などが高額で取引されることはよく耳にしますが、有名人そのものも売られてしまったのです。

犬歯がオークションに!

それが出回ったのは、2005年のことでした。
当時ニュースにもなりましたが、その年の11月10日のイギリスで、なんとナポレオンの犬歯がオークションに出品されたのです。
そしてその歯は、1万1000ポンドで落札されました。日本円に換算すると、約220万円です。予想落札価格が5000~8000ポンドでしたが、それを大きく上回る結果となりました。

この歯は、右側の上あごに生えていた犬歯でした。
鑑定人によると、流刑先のセントヘレナ島で抜かれた虫歯だそうです。ナポレオンの体はもうボロボロとなって、歯ぐきも柔らかくなっていたそうです。ずっと歯の痛みに悩まされており、流刑地で医師のバリー・オマーラによって、抜歯を受けました。(▼流されちゃったナポレオンニキ)

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オマーラ氏はその後、歯を所有していましたが、それをナポレオンの一番下の妹・キャロラインと結婚していたナポリ国王の側近・マケローニ将軍に渡しました。
そしてマケローニ家に代々伝わり、最後の所有者は1956年にマケローニ将軍のひ孫から譲り受け、2005年にオークションに出品しました。

アソコも出品!?

また、驚くべき逸話もあります。
なんと歯だけでなく、性器も売りに出されていたそうなのです。

それは、1969年のこと。セントヘレナ島で付き添っていた僧侶が切り取ったといわれる、ナポレオンの性器がオークションに出品されました。干からびていて、その大きさは3cmほどに縮んでいたそうです。そのため、最低落札価格は1万3000ポンド(約270万円)とされたそうですが、買い手がつかなかったそうです。

抜いた虫歯ならまだわかりますが、死んだあとにアソコを切り取られるとは、有名人すぎるのも考えものですね。
というか、この僧侶はなんでアソコを切り取ったんでしょうかね……。(この記事、下ネタ注意だったかも(;^_^A)


参考資料:
吹田市歯科医師会
日刊大衆

Ⓒオモシロなんでも雑学編集部

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