【カンボジア格安英語学校 レポ3】お国柄が出た週末の過ごし方/弱点を掴んだ
Advanced IELTS の3ヶ月のコースが終わりに近づいています。メンバーも皆顔見知りとなり、教室外で声を掛け合うことも増えてきました。
カンボジア格安英語学校シリーズ、過去の投稿はこちらです(学費は1時間半の授業×45回で230ドルです)
What did you do last weekend?
月曜日の授業はスタート時に生徒が8人しか来ていませんでした(17名中)。あまりに少ないので、先生がスタートまでの時間繋ぎに、週末何をしたか一人ひとり聞いていきました。
トップバッターは私で、
私「スラスラン遺跡で朝日を見てから、バイヨン寺院に行ってレリーフを見て、家に帰ってからそのことをブログに書きました」
先生「いいわねー、私もバイヨン好きです。ブログは日本語ですか?英語ですか?」
私「日本語です」
先生「英語だったら私も読めたのになあ。ありがとう」
驚いたのは、その後に続けて話した3人が、皆この週末に遺跡に行っていたことでした。ちなみにそれぞれ、バンテアイ・サムレ、プリヤ・カーン、そしてプノン・クロムでした。
シェムリアップのカンボジア人にとっては、遺跡は信仰とレジャーが合わさった週末の過ごし方として、自然な選択なのだなと思いました。(カンボジア人は遺跡入場料は要りません)
また、別のカンボジア人生徒は「映画に行こうと思ったら、遠方の叔父が連絡なしに突然訪ねてきてびっくりして、近くに住んでいる従兄弟も呼んで、大勢で夕食を食べた」と言っていて、カンボジアらしいなと思いました。
英国大学院の給付奨学金に申請予定という中国人学生2人は、「IELTSの試験準備をしていました」と言っていました。やはり二人は集中的に英語を学習するために一時的に滞在しているのかな?
今度聞いてみます。
Youtubeや TicTokでチャンク(意味の塊)ごとに聞く
今日はPronunciation(発音)の回でした。IELTSのスピーキングの評価基準の1/4は発音なのです(下図)。
一つ一つの単語の発音を矯正していくのかと思ったら、全然違うアプローチ方法でした。
まず最初に下のムービーで、チャンクなしの#1 (0:53-)、正しくないチャンクの#2 (1:04-)を聞きました。
この2つの文章を聞いた後に#3 (1:22-)を聞くと、正しいチャンクで話すことがいかに意味を正しく伝えることに繋がっているかを体感できます。
上記ムービーのスクリプトです。正しくないチャンクの#1と#2は、同じようにペアで言い合いました。結構笑えました。
授業が楽しくなってきた
スタートでは若いクラスメートの発言スピード・量に圧倒されてばかりでしたが、発言量の少ない人に発話させてバランスを取ったり、コミュニケーションをうまく取らせるようなペアにしたり、先生が配慮してくれていました。
リンキング(コネクテッドスピーチ)
日本語を母語とする人が苦手なのがこれだと思います。私も苦手です。日本語の文字が「子音+母音」で一文字(一音節)となっているため、「語末が子音の単語+語頭が母音の単語」が繋がるというのが、頭では理解してもなかなか聞き取れません。
下のムービーは、色々なパターンのリンキングを解説し、練習するものです。
英語から言語体系が離れている言語として韓国語と日本語はお互いかなり似ていると思うのですが、韓国語はリンキングがあります。韓国人の方が英語リスニングがしやすいのかなという気がします。いいなあ…!
その後の練習では、下の写真の文章の中で繋がる音を予測で記入し、実際に音声を聞いて合わせました。この合わせる作業が私はできていなくて(耳で聞いてどこが繋がっているかが微妙に分からない)改めてリスニングが苦手なのかと思いました。
外国生活する上でリスニングが弱いのは致命傷ではあるのですが、対策すべきところがクリアになったということで個人的にはホッとしました。色々全体的に足りてはいないものの、特にリスニングと単語力と、自分の中から文を捻り出す力を今後の自習で伸ばしていこうと決めました。
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