お隣の県秋田で大学に通う瀧谷夏実さん。 昨年、瀧谷さんからメールで箒作り体験をしたいということでご連絡をいただき、11月の末にお越しいただいて1日体験でミニ箒を作ってもらいました。 その後再度、「大学の春休み期間を利用して一か月間本格的に箒づくりを習いたい」というご連絡が…! 瀧谷さんの強い想いがとても伝わり、早速2月に来ていただくことに。 丁度この冬の時期は高倉工芸でも製作を重点的に行う時。 ・箒の基本的な結び方 ・穂先の選定 ・癒しほうきや和洋服の作り方 ・巴箒
こんにちは! 九戸村地域おこし協力隊南部箒班として高倉工芸に在籍中の阿部です。 九戸村にやってきて、気づけばすでに1年が経とうとしています。 協力隊に入って、こんなに日本全国を周っているとは思いませんでした。 参加した春から夏にかけては、箒の基礎を学びながらホウキモロコシの栽培に携わりました。 高倉工芸のホウキモロコシ栽培は無農薬なので、雑草は沢山でます。 炎天下でおばちゃんおばあちゃんに混じって草取りをしていたのが遠い昔のようです。 夏の収穫も手作業で行い、4週
高倉工芸のある「岩手県九戸村」でも、その魅力をたくさんの方に伝えるため、地域おこし協力隊が活動をしてくれています。 南部箒を次世代にも伝えていくため、高倉工芸にも専属の協力隊(阿部さん)がおります!。 慣れない作業が続く毎日ですが、とても頑張ってくれています。 そして、ついに阿部さんが特訓を経て、他の地域おこし協力隊のメンバーにミニ箒づくりの体験をレクチャーすることに…! 自分で苦労して覚えた技術だけあって、ポイントを押さえた丁寧な指導をしていました。教わる方も、同じ
南部ほうきを作っている様子を映像にしてみました。普段、なかなかお見せすることができない貴重な製造風景です。是非、ご覧ください。
今年1回目の種蒔きを5月15日、16日で行いました。 昨年は30日でしたので2週間早いです。 春が早く梅雨も早いようですね。 今年もお天道様にお願いしています。 種まきの前にやっておかなければいけないことは、耕起作業です。トラクターで畑を耕すこの作業によって、雑草が引き抜かれたり細断されたりするので、高い除草効果が見込めます。 次に種まきをするのですが、その際に気をつけることは2つあります。一つは大きい種を選ぶことです。そうすることで発芽率が高くなってきます。もう一つは
2021年4月より、九戸村地域おこし協力隊の《南部箒班》が発足。元気に活動をしてくれています! 今日はそちらの南部箒班、阿部さんのご紹介。 私たちが阿部さんに初めて出会ったのは4月8日のこと。40代の男性で、長らく設計の仕事をしていた人ということだったので、少し気難しい感じかなと思いきや、笑顔が素敵なイケメンで少々驚きました。 阿部さんに会って、社員一同思ったことは 「箒作りに興味を持ってくれて、よく高倉工芸に来てくれました!」ということです。若い人たちに、伝統工芸の
はじめまして、高倉工芸です。 初めて名前を目にされた方は どんなものを作っているところだろう、 と疑問に思われているかもしれません。 高倉工芸は岩手県九戸村ののどかな農村地域にあり、「南部箒」という全国でも珍しい穂先の縮れた箒を専門に作っています。 高倉工芸は「箒、その道一筋の工房」です。 とはいえ、工房と自己紹介してしまうのは、少し単純すぎるかもしれません。 私達は、 《農》箒を農薬不使用で育て・手作業で収穫し、 《工》自ら育てた材料を手足全身を使って箒へと編みあ