かけがえのない相棒と、今を走る。
今日、バイクで熊本の阿蘇を走った。
相棒の大型バイク(Rebel1100T・MT)では初めての阿蘇。今までいつも阿蘇に行っていた中型バイク(ネイキッド)とは異なるライディングポジション(アメリカン)での山道も初めて。
少し不安になりつつも(走らなきゃいつまでも走れない!)と自分を奮い立たせて、山道ありのツーリングコースにした。
大型バイクは昨年10月末の納車で、納車の次のツーリングでは福岡〜鹿児島の往復約700kmを一泊二日で走ったのだけど、それからは近場ツーリングがほとんどだったので、久しぶりのロングツーリング。
阿蘇までの道のりはいつも下道だったのだけど、今日は初めて阿蘇まで高速で出発。Rebel1100Tのバツグンの安定感で、風の強さを感じつつも安心して走れた。
まずは南阿蘇にある道の駅「あそ望の郷くぎの」を目指す。今日は空が霞んで白んでいて、なかなか阿蘇の山並みが見られず、やっと見えた頃には南阿蘇に入っていた。だんだん標高が高くなってきたせいか、身体の芯から冷えるような寒さに耐えながら走る。思ったよりもバイクが少なく感じたのは、気候のせいもあったかもしれない。
やっとの思いで、道の駅に着くと、先着のRebel1100がいた。カラーは同じブラック。パッと見たら同じに見えるかもしれないバイクだ。エディションの違いでフロントカウル(前のデザイン)があったり、DCTとMT(クラッチレバーの有無)が違ったりして、細かな部分が違っている。でもそれと同時に、たった一人の相棒なのだという感覚が湧いてきた。
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先着のバイクも、私のバイクもそれぞれ違う場所をオーナーと一緒に旅してきたたった1台のバイク。人に例えたら、きっとそれぞれ違う表情、違う性格をしているんだろうと思えてきた。なんだかとても心強い存在。まさに相棒だ。
実は今日、私の最初のバイクCB250Rの納車からちょうど2年が経った。(今もCBには乗っていて、月1回の実家の帰省で乗っている。)まだまだバイク歴3年目ではあるけど、自分のバイクには愛着が湧く一方だ。
もっといろんな場所を旅して、いろんな思い出を作って。もっと上手く乗れるようになって、もっと遠くまで行けるようになりたい。
そんな思いは1年目から変わらず、まだまだ道半ばだけど、バイクの楽しさを感じながら走れるくらいにはなってきた。
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そして、阿蘇の山の麓にある道についた。「いざ、山道へ!」と気合いを入れて走り始めたら、拍子抜けするくらいに走りやすくて、大型バイクで初の山道は最高の走り心地だった。(バイクの性能の良さが大いに関係していると思うけど)安定して走れたことが、自分の中での自信につながったと思う。
不安に思っていたことも、今までの経験を応用したら、簡単に感じられることもある。だいたいのことは「案ずるより産むが易し」なのだ。先人の知恵はすごい。
不安なこと、難しいことも、まずやってみる。そうしたら意外と簡単で、その先には楽しさや幸せな時間が待っているかもしれない。
まずやってみませんか?
あなたの「きっかけ」になれたらうれしいです。
ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!