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緊張しても上手く話す方法 #読書感想文

先日、仕事関係でオンラインイベントに登壇、YouTubeライブでお話する機会があった。「わかりました!」とすぐに返信したものの、私は人前に出ると緊張してしまうタイプで、心の中で(逃げちゃダメだ)と某アニメ並みに自分を奮い立たせていた。

どうしようかな…と思いつつ、具体的な対策を取れずにいたときに、たまたま立ち寄った本屋さんで目に入った本がこちら。

『緊張しても「うまく話せる人」と「話せない人」の習慣』という、まさに今知りたいことが書いてありそうな本だった。

余談だけど、本屋さんに行くと(今ほしい!)と思う内容の本が見つかりやすいように感じて、無意識なのに目に入りやすくなっている気がする。人間の不思議だ。

もちろんすぐに買うことを決めて、さっそく家で読み進める。内容はすぐに実践できることで、参考になることばかりで背中を押してもらっているようだった。

中でも、話し方や話す方法などの実践的な内容がこころに響いて、率直に思ったのは「もっと準備が必要」ということ。私に置き換えて話してみると、準備不足、練習不足なのに、上手く伝えようとするから緊張してしまうのだと感じた。

自分がプレゼンをするならもっと伝わるように話したいと思うのに、実際に自分がどんな話し方をして、相手がどのくらい理解してるかを確認する余裕がない。だったら練習したり、録画、録音して自分を振り返ってみることも有効だと感じた。

そして、大きくもう一つ気づきがあったのが、「すでにやっていること」が緊張しないための習慣にもなっていること。例えば「ダメ元で聞いてみる」「店員さんに感謝を伝える」「応援してもらえる人と過ごす」など。思い当たることがあって、ただそれが緊張しないことにつながっていると意識していなかった。この本に出会わなかったら、この角度には気がつかなかったと思う。

そう考えると、気づきにもなって、自分の行動が裏付けされたような自信をもらうこともできる。本ってそういう良さもあるのではないだろうか。

この本を熟読して、実際に練習を頑張った結果、なんとか無事にYouTubeライブは終了。最終的にどのくらいの人数の方が見に来てくださったかは聞けなかったのだけど、申し込み自体は300人だったということも聞いていて、きっと私史上、過去最多の人数の視聴者さんの前でお話をする機会になった。

上手く話せてないなと思う部分はあったものの、誠実にお話はできたと思う。お最後は「ありがとうございました!」のコメントをたくさんいただき、次はもっと話せるようになりたい!と思えるようになった。

きっとまたお話をいただいたら緊張してしまうのだと思うけど、その時はこの本を思い出そう。

もし私と同じ悩みのある方がいたらおすすめしたい本でした。
それでは、また明日。


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