目的を忘れない。|nanat note #2
「将来、どうなりたいか?」と聞かれて、ハッとした。
動揺してしまった自分が、なんだか恥ずかしくて、とっさに思ったことを返してしまったけれど、きっとそんな答えは望まれていなかった。
数ヶ月前聞かれた、この言葉から私の中の意識が変わっていった。
私は将来、どうなりたいのか
私のとっさの返事は
「記名記事を書いて、発信力をつけて伝える仕事をしていきたいです」
言葉に出した瞬間に(なんだか違う)と思えた。
確かに思っていることではある。
でも、きっと「違う」。
相手は優しくうなずきながら笑ってくれたけど、でも、どこかかみ合わない空気感。
そのとき、この仕事をしている目的を忘れてしまったことに気づいてしまっった。
マイルストーン
私がライターを始めた理由は「発信力をつけたい」と考えたから。
そのためには、文章力をつけて、記名記事を書けるようになって、発信力をつけて。
…と考えているうちに、目的に到達するために考えていた手段が、目的にすり替わっていた。
私にとって、記名記事を書くことは、将来に向かうための”マイルストーン”。
私が書く目的はなんだろう。
一度リセットしてみよう。
書いてアウトプットする
持ち物の整理をするように、いる物といらない物を分けるところから。
目的に向かって行動するために、何を大切にしたいか。
頭で考えて、なかなか進まなかったら、紙に書いてアウトプットする。
例えばA4用紙1枚を使って、自分が考えていることを書いてみる。この用紙はだれにも見せなくていいので、どんな恥ずかしい夢や将来なりたい姿を書いてもいい。
その中から「自分が優先させたいこと」ををつなぎ合わせて、一つの道を作ってみるのはどうだろう。
自分でも意外な結果になるかもしれないし、いつかの夢を思い出せるかもしれない。
そこで、本当に大切なものを優先して、組み立て直して、目的を再設定してみよう。
私のこれから。
いろんな考えを巡らせた結果、私は、やっぱり書くことが好き。
書いた記事を読んでくれた方の気持ちがやわらかくなるような、前向きになれるような記事を書きたい。
そのためには、どうするか。
これは、シンプルに「もっと文章を書く」。
これにつきる。
伝わる文章を書くために、自分のできる限りのアウトプットをしていこう。
文章が上手な方はもちろん、自分の好きな文体、雰囲気の記事、書籍を読んで、インプット。
実際に文章を書いて、読んでくれた方の反応を見て、言い回しを変えたり、細かな表現を調整してみたり。理想に近い文章を目指したい。
年間450記事の、その先へ
私は未経験でライターをはじめて、1年目で450記事を書いて、2年目も400記事程度になる。会社員時代では想像も付かなかった世界。
それでもまだまだ足りない。活躍されているライターさんが書いてきたボリュームを知ると、自分の立ち位置が見えてくる。
もっと、アウトプットすることに本気になってみる。
目的を再設定して、また走りだそう。
ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!