「小1の壁」を乗り越える!働くママの【私を大切にする】5つの実践的アプローチ
多くの働く親が直面する「小1の壁」。
これは、まるで転職のような人生における大きな変化だ。
これまで慣れ親しんだ環境やルーティンから大きく変わり、新しい環境に適応しなければならない。
転職よりさらに大変なことに、本人(子ども)だけでなく働くパパママにもかなり影響がある。
特に多くは働くママにとっては、働き方を変えなければならないことにもなりかねない。
私はフルタイムで仕事をしながら、2人の子どもを育てているが、ちょうど今年の4月に上の子が小学校に入学した。
慣れないことも多かったが半年間経って、ママである【私を大切にすること】で、うまく生活が回っていると思う。
そこで、よくある「小1の壁」と言われる5つの問題とそれをどのように乗り越えてきたかを紹介したい。
①登校スケジュール問題
小学校の始まりは、通常保育園より遅い。
これは多くの家庭で問題になることが多いと思う。
我が家では、夫婦の勤務時間の調整で対応した。
夫が始業時間を遅くして遅く帰る(9時~18時勤務)、
私が始業時間を早くして早く帰る(8時半~17時半勤務)
という役割分担だ。
こうすることで夫が最後に鍵を閉めて子どもを送り出すことができるし、
私は子どもが帰ってくる頃には家に帰っていることができる。
もし会社での調整が難しい場合は親族や近所の友人、預かりサービスに頼むという方法もあるだろう。
②学童の過ごし方問題
子どもの学童での過ごし方と保育園での過ごし方とのギャップに驚いた。
保育園は先生の目が行き届いているし、子どもたちを飽きさせないようにいろいろなことをしてくれたが、学童は全くその逆だった。
ずっとビデオを観ていたなんてこともあり、子どもは長期休みで1日学童に行かなければならい時は「つまらないから行きたくない」と言っていたほどだった。
正直「つまらないところに居させて申し訳ない」と胸が痛んだが、時が経つにつれて、子どもも楽しみを見つけたのか嫌がらなくなった。
そして、親である私も「学童は放課後子どもたちが安全に過ごせる場所」という認識になり、気持ちの折り合いがつくようになった。
③長期休みの給食問題
春休み・夏休みには給食がなくなる。
学童があるので子どもの預け先には困らないが、お弁当を用意しなければならず、親にとってかなりの負担だ。
幸い、学童でお弁当の業者を斡旋してくれていたため、お弁当の注文で対応した。
1食当たり500円。
決して安くはない金額だ。
だが、朝お弁当を用意して、夜お弁当箱を洗ってという手間を考えたら安いものだろう。
業者がお休みでお弁当が注文できない日は冷凍食品を駆使することにした。
冷凍食品で埋め尽くされたお弁当になんとなく抵抗があったが、子どもは冷凍食品弁当を喜んで食べていた。
たまにはそんな日があってもいいだろう。
④宿題問題
宿題を見てあげないといけなくて親の負担が増えるという問題がある。
これについて、我が家は「子どもの自主性に任せる」という方針にした。
何の宿題があるかは連絡帳等で把握はしておくし、一言声をかけるが、やるかやらないかは本人に任せることにしている。
仮にやらなかったとしても忘れたら先生に怒られたり、恥ずかしいのは本人なので、それが嫌なら自分でやるだろうということである。
幸い、学童で勉強する時間に宿題をやってきているし、そこまで多くの宿題が出ていないこと、本人もやる気があるので、何とかなっている。
⑤子どもの持ち物問題
保育園とは違い、 教科書・ドリル・タブレット・体操服・給食袋など多種多様な小学校の持ち物の準備が大変である。
これについても宿題問題と同様「子どもの自主性に任せる」ことにした。
最初のうちは朝一緒に確認したり、毎日持っていくものをリスト化して貼っておいたが、慣れてきたら本人に任せている。
一応、連絡帳やプリントで把握はしているので、私が覚えていれば一声はかけるようにしている。
「ママが言わなかったから忘れた」と何度か言われたことがあるが、「自分のことは自分でやろうね」と説明して納得してもらい、自分の責任でやってもらうようにしている。
まとめ
子どもが小学校に入学し、「小1の壁」に対して半年間どのように対応してきたかを紹介した。
働きながら子どもたちに向き合うためには、何が譲れないポイントかを見極めて、そこだけはおさせてあとは諦めるという選択肢も必要だ。
私は「子どもと笑顔で過ごせる」ことをポイントにしている。
そのために、「ママである【私自身を大切に】し、過度に負担を増やさないこと」を心がけた。
最も重要なのは、ママが自分自身の余裕を大切にすることだと思う。
なぜならそれが子どもの笑顔につながるからだ。
私はこの選択が、私と子どもたちにとって最善だったと確信している。
この方法が、同じように悩んでいる皆様の助けになれば嬉しい。
《終わり》
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