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ふくよかな春の訪れ

フランスから友人が2人遊びに来ていたので、パートナーとみんなで桜を見に行きました。

2人は初めての桜。
私も桜の季節を日本で過ごすのは久しぶりです。


たまたま見つけた桜の名所だったのですが、なんとまあ、こんなに綺麗な場所がご近所にあったとは。遊びに訪ねて来てくれる人がいると、どこかに連れて行ってあげようと張り切るので、私たちも一緒になって町のことを発見できるのがたのしいです。








桜がこんなにも美しく立派なものだったこと、すっかり忘れていました。

お寺のお庭にこれでもかというほど桜の大木が林立している様子は、すぐに散ってしまう儚くて軽やかな美しさと言うよりも、豊満でふくよか、圧倒的な美しさに覆い被さられるようでした。

こうして桜の下にいると、何百年も前から、詩や俳句や歌に飽きることなく幾度も桜を描き続けてきた日本人の桜への特別な気持ちがわかる気がします。

遊びに来ていた2人はどちらも写真家で、満開の桜に何度もシャッターを切り続けていました。
桜に魅了されたようで、ここを訪れた次の日も桜をもっと撮りたいと町を歩き回っていました。

自然の美しさというのは、いつの時代も人の心を惹きつけて創造力を喚起するものですね。




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