7月の振り返り|まっすぐ向き合ったら、ちゃんと返ってきた。


2021年、後半戦。

その第一日目は、予期せぬ宣告をされてはじまった。

「ストレスによる病気」と診断されてから1ヶ月間、それでもとにかく「動く」ことだけを意識して、前に進もうともがいていた7月。

その姿は、決して美しいとは言えなかっただろうけど、たくさんの気づきと学びを掴み取ることができたように思う。

そんな7月を、ようやく消化できた今日。
振り返りを、書き残しておくことにする。


7月の目標と結果

▼7月のテーマ
目の前の一つひとつと向き合い、吸収して、とにかく「動く」。

▼7月の目標と振り返り

7月の達成度:6.5 / 10

①健康

・「しんどい」と感じたら、無理せず感情に任せた表情・行動をする…○
・週に1日はひとりで「心と身体を休める日」をつくる…×
・マイナスな思考に陥ったときは、「前向きな解釈」をしてみる…△

②人間関係
・思っていることは客観的な「事実」として、具体的に伝える…○
・相手の状況をうかがってその場で伝えられないことは、メモしておいて伝えやすいタイミングで伝える…△

③力
・企画メシで、前回学んだことは次に必ず「行動として」反映する…○
・アウトプットイメージや、目的を先に明確にしてからインプットする…△
・時間を決めてから作業する。「はみ出したらやめる」を癖づける…△

④自由

・勉強のための本代は惜しまない(欲しいと思ったら、迷わずに買う)…○
・「ストレス一覧」に則って、小さなご褒美をあげる習慣をつける…△


7月の振り返り

7月は、「目の前の一つひとつと向き合い、吸収して、とにかく『動く』」ことを意識しながら過ごしていた。

全体としては、仕事もプライベートも企画メシでも、「とにかく行動に移す」ことはできたのかなあと思う。

ただ、やっぱり「決められた時間内にやり切る方法を考える」ことと、その上で「自分の時間をつくる」ことは引き続き課題で、「動きすぎて、エネルギー切れを何度も起こしてしまった」月でもあった。



ここからは、そんな7月を、各カテゴリにおいて振り返ってみる。

①健康:今の生活スタイルに、現実的な改善を。

できたこと、よかったこと:
・「ストレスとご褒美リスト」をつくってみた
・「リモートの日は筋トレをする」が習慣化できてきた
・しんどくなったとき、無理して笑顔をつくらずそのままで過ごしてみた

できなかったこと、悪かったこと:
・睡眠時間が7時間以下の日、それ以上でも睡眠の質が低い日が多かった
・ジムに通う頻度が、週2から週1になってしまった
・寝る前のコーヒーが習慣になってしまっている

7月は、「力」の目標の部分に注力しすぎたことや、精神面での健康を優先して身体面での健康の維持を疎かにしてしまうことが多々あったことが、一番の反省点。

月初に体調を崩して「安静にしてくださいね」と言われたばかりなのに、結局いろいろと頑張りすぎて、睡眠不足が続く日々を送ってしまった。(本当に、ここに関してはずっと成長しない。。)



ただ、「ジムに通う頻度が減ってしまったから、家で筋トレをする」ことや、「寝る前にコーヒーを飲むことが習慣化されてしまったから、紅茶や玄米茶に変える」など、「今の生活に合うスタイルで、改善を試みる」ことはできたかなあと思う。

心はわりと元気になってきたのに、身体が追いつかないのでは意味がないから、8月は一つひとつの習慣を、「現実的な形で今の生活に取り入れられる、より良いもの」へと替えていきたい。


②人間関係:文字だけじゃなく、想いを言葉にする練習。

できたこと、よかったこと:
・しんどくなったときに、頼れる人に弱音を吐くことができるようになってきた
・今までは相手に遠慮して言えなかったようなことを、少しずつ言えるようになってきた
・交友関係は狭かったけれど、その分身近な人との関係性が深まった

できなかったこと、悪かったこと:
・他人の基準や価値観に影響されすぎて、落ち込んだり自分を見失ったりする瞬間が多かった

人間関係では、改めて、自分は「人に影響されやすいなあ」と感じた1ヶ月だった。

7月は周りの人に影響されて、「引目に感じる」ことや「自信を失う」ことが多くて、心をどんどんすり減らしてしまっていたなあと反省している。



一方で、影響されやすいからこそ、言われたことに対してじっくり考えて、「自分はこう思っていたんだ」とか「こういう経験があったから、今こう考えているんだな」とか自己理解が深まった、といういい点もあった。

そして、親しい人とのやり取りの中で、「わたしは言葉にするのが苦手なのかもしれない」ということと、「だから、無意識に相手に期待をして勝手に傷ついて、人間関係をストレスに感じていたのかもしれない」ということに気づいた。

(普段あれだけ「言葉にすることが好き」と言っておきながら、対面では「言葉にするのが苦手」なんて情けない話なのだけれど、たぶんわたしは対面で言葉にすることが苦手だから、文章を書いてきたのだろうなあと思う。)



ということで、7月は、意識的に今までの1.5倍「言葉で伝える」練習をしてみた。

ここ数年、「衝突することを避けて言葉にしてこなかったこと」を言語化して目の前に炙り出すのは、正直とても怖かった。

けれど、伝えてみると案外大したことじゃなくて、むしろ関係性が深まる、という瞬間が多々あって、驚いたし、安心もした。



わたしはもっと、周りの人を信じて、思っていることを伝えていった方がいいのかもしれない。

だから8月は、もっと自分が考えていること、思ったことを、対面でも伝える練習を継続する。

文字だけじゃなく、想いを言葉にする練習を。


③力:「妥協しない」と「無理しない」の狭間で。

できたこと、よかったこと:
・企画メシ第一回で学んだことをアウトプットに反映させることで、「推し」に選んでもらえるような企画をつくることができた
・仕事の資料作成や発表において、"自分らしさ" を加えたアウトプットを出すことができた
・すべてのアウトプットをする機会において、有言実行・妥協せずに力を注ぐことができた

できなかったこと、悪かったこと:
・自分で決めた時間内にやり切ることができず、結局無理をしてしまった
・こちらが答えを伝えるのではなく、相手に気づきを与えられるようなコミュニケーションに苦戦した

力の面では、全体的に「やった分だけ、返ってくる」「手を抜かなくてよかった」ということを、ひしひしと感じた1ヶ月だった。

仕事や企画メシのアウトプットでは、課題に正面から向き合って、学んだことを行動に移して、自分の色を足して。

それをきちんと有言実行することができたこと、最後まで妥協せずにやり切れたことが、何よりも嬉しかったし、自分を褒めてあげたくなった。


一方で、「やり切る」「妥協しない」ことに重きを置きすぎて、決めた時間内に終わらず結局気合で乗り切ってしまうことも多々あって、効率化することはまだまだ課題だなあと痛感する1ヶ月でもあった。



これを踏まえて8月は、初心に返って「理想と現実のスケジュールを比較する」をやることにしている。

その上で、「今日絶対にやりたいこと」を、仕事でもプライベートでもきちんと決めて、頭の中で確認してから行動に移す。

「とにかく動く」を意識していた7月を経て、8月は、「まず考えてから、動く」を意識しようと思う。


④自由: "他人の軸" で、生きすぎていた。

できたこと、よかったこと:
・noteを5回更新することができた(そのための時間をつくることができた)
・長野旅行でリフレッシュできた

できなかったこと、悪かったこと:
・週末にほとんど自分ひとりの時間をつくることができなかった
・それにより、読書量も今年一番少ない月になってしまった
・「自分にとって本当に大切なことに時間を使う」意識が薄れてしまい、他人の時間を生きてしまっている瞬間が多かった

「自由に、なりたい。」


そう強く感じた、7月後半。

振り返ってみるとこの1ヶ月間は、「人に強く影響を受けて落ち込む→自分の時間を過ごす→元気になる→また人に影響されて落ち込む…」を、繰り返していたなあと思う。

今年の前半は毎月ほぼ10冊読むことができていた本も、今月はなんと3冊しか読めていなくて、そのことも、「なんだか自分の人生をきちんと生きられていないな」と感じる一因だった。


このnoteでも書いたのだけれど、「自分の時間を過ごす」ことで「自分の価値観や感性、大切にしているものを再確認する」時間は、わたしにとって定期的に確保した方がいいものなのだろう。

自分の心を見失わないように、8月は、しっかり「自分の心を労る時間」をつくってあげようと思っている。


8月の目標と、思うこと。

7月の振り返りを踏まえて、8月は、こんなテーマで1ヶ月を過ごしたいなあと思う。

▼8月のテーマ
「やるべきこと」は効率化し、「感性を育てる時間」を死守する。

▼8月の目標

①健康
・眠りにつきたい時間の30分前には布団に入り、考えごとをしないようにする
・2日に1回は、アイスコーヒーの代わりに他の飲み物を選ぶ

②人間関係
・思ったこと、感じたことを、(できれば口頭で)相手に伝える
・もやもやしたことがあったら、一度メモをして数日間考えてから言葉にしてみる
・自分と異なる価値観に触れたら、初めから「すべて受け入れよう」とするのではなく、一旦事実として受け止めてから自分のスタンスを決める

③力
・リモートワークの日は、仕事に取り掛かる前に、「理想のスケジュール」を立て、現実のスケジュールと比較して振り返る
・何かに取り掛かる前は、「終わりの時間」と「今日絶対にやりたいこと」を確認してから動く
・アウトプットイメージと目的を明確にした上でインプットをする

④自由
・毎日、10分でも「自分の感性を守る時間」をとる
・月に8冊は本を読む


【おまけ】7月に出会えてよかったものたち


▼書籍
少し前に話題になっていたのを思い出して、試しに読んでみたら、心が救われた一冊。


「人によって、五感の中でも特に敏感な感覚が異なる」というのは、新しい発見だった。

なんだか疲れてしまったなあと感じた日の夜に、「部屋を真っ暗にして、好きな香りを嗅いで、ゆったりした音楽を流しながら窓の外を眺める時間」を無意識的につくっていたけれど、これは理にかなっていたのだなあと、気づけてよかった。


▼もらったもの
半年ぶりに会った親友から、誕生日のお祝いでもらったイタリアのボディミスト。

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「5月の香り」ということで、シュッと吹きかけると、一瞬で辺りが春のお花畑の香りに包まれる……!

好きすぎて、ついつい何もなくても吹きかけてしまうほど、お気に入り。

最初に香ったときは、なぜか幼稚園のチューリップの花壇を思い出して、懐かしくなりました。(小さい頃に、お花畑や原っぱで、こういう香りをたくさん嗅いだのかなあ。香りと記憶の関係って、やっぱり強い。)


一緒にもらったひまわりの花束も可愛くって、元気がでた、7月最終日。

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▼ごはん
毎月振り返り会をしている友人と、久しぶりに対面で振り返り会をしたときに訪れたお店。

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外食する頻度がめっきり減ってしまっていたこともあって、久しぶりに好みのお店に出会うことができて、しあわせな夜でした。

早くまた、心地よい夜風に吹かれながら、自然派ワインとおいしいごはんを思う存分楽しめる日が、きてほしいな。



▼思い出
長野で、夏を感じた4日間のこと。

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8月も、あっという間に過ぎようとしている。

この夏も、いつか振り返ったときに愛おしく思えるような記憶を、一つでも多く、残せますように。



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