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2歳半の娘とふたりめ妊娠中のわたし、もやもやとすっきり。

今年に入ってからの暮らし方を一つ前の記事にコツコツ書きました。


この暮らしをするために、いちばんの難関が夜の過ごし方。今までは19:00頃夫が帰ってきてから家族で夕食を取って、夫とお風呂に入ってもらい、娘の着替えや歯磨きを終わらせてからわたしがお風呂に入って…洗濯してヨガして寝ると21:30〜22:00になってしまう日もあって。そうすると夏はスムーズだった起床もだんだん遅くなって7:30とか、寝過ぎて8時過ぎなんてことも!
まず、18:45くらいから娘とわたしで先に食べ始め、夫が来たら交代してわたしが先にお風呂に入るようにしてみました。そうすると、少し前から「ママと入りたい!」と駄々をこねるようになっていた娘が、自分で服を脱いでお風呂場に入ってくるように(笑)かわいいのでそれはそれでいいのだけど、問題はその先。出た後のお着替え、保湿クリーム塗る、歯磨き、ドライヤーの一連の身支度を、夫と一緒には全くやってくれない。なるべく口を出さないようにしていたけど、ある日タオルで身体を拭くことすらわたしにやって欲しいと言われ、妊婦で乾燥しやすいし冷えが大敵なのでかなり困ってしまったわたしは「どうしてそんなに嫌なんだろう…」と口に出してしまいました。すると夫は「そんなこと言わないでよ」「どうしたらいいかこっちが聞きたいよ!」と言ってきました。腹が立ったけど、娘の前で喧嘩するのが嫌だったので結局その日も裸のまま娘の身体を拭き、クリームを塗ってから「ママと一緒にお着替えしよう」と言っておむつから全部自分で着てもらいました。わたしとだったら、もはやお手伝いだってほとんど必要ないのに、何で夫では嫌なんだろう。。。


そんなもやもやをかかえたまま、それでも毎日の繰り返しで良くなるかもと信じて続けていると、全然違う場所でハッとする出来事が起こりました。

その日、わたしは図書館のおはなし会で絵本を読む日でした。15:00〜なので、張り切って6時に起こし、遊んで、12時にお昼寝を成功させ、14時に起きてこの日ばかりは仕方ないと割り切って自転車で図書館へ。待ち合わせは14:30だったのだけど、余裕もって着くことができました。
会が始まると、はじめにわたしが豆まきの短い本を読みました。練習相手になってくれていた娘はこの本が大好き。読みきかせているわたしの膝に座って聞いていたのですが、「おにはーそと!」の場面になると、勢い余って絵本を叩く勢いで前に出てきてしまいました。本の終盤だったので、そのときはうまく取り繕えたかな?と自分では思っていました。
次に先輩が紙芝居を読みました。タイトルは「ふうちゃんのそり」娘は「ふーさんだね」と言いながらわたしの膝に座ってお話を聞いていたのですが、紙芝居の裏側が気になったようで、とことこ歩いて行って読み手の方に行ったり、前の方で見ようと進んで行ったり。同じようにもうひとり3歳になったばかりくらいの男の子も近づいていて、たしかに他の子が見えにくそうにはしていたのだけど「他のお友達が見えないから、下がっていようね」と図書館の方が出てきたのは少し驚きました。あとあと10年以上続けている先輩に聞いたところ、いままで前に出てきてしまう子がいても声をかける人はいなかったとのこと。
その後も娘は紙芝居の舞台を片付けるお手伝いをしようとして前に出て行ったりしていましたが、大人のわたしが出ていくと逆にわちゃわちゃするかなと思って、手招きしたり、少し声をかける程度で積極的には前に出ていきませんでした。
3つめはわたしが「うめじいのたんじょうび」というかがくいさんの絵本を読みました。これも娘は大好き。さっきまで一緒に歩き回っていた男の子も寝っ転がりながらだったけどけらけら笑いながら聞いてくれました。
最後にもう1人の先輩がむかし話を読みました。繰り返しと「ちーん。」というお経の後の音が面白い絵本で、娘もはじめはわたしのお膝で聞いていたのだけど、見えにくいと感じたのか(わたしはいちばん後ろに座っていたし、比較的小型の絵本で色が薄めのタッチだったので)前に出て行きました。母親のわたしにとっては、それも娘が興味があって、もっと見たいと思って前に出て行ったと思ったので、無理やり連れ戻したりはしませんでした。

今回のおはなし会は全体的に小さい子が多く、興味がなければ他の図鑑を見ている子もいたし、寝転がったりする子もいました。でも、大騒ぎで収集がつかないという感じではなく、わたしはみんな自由に聞いてくれたな、いい会だったなと思っていました。
解散して、娘とふたりで絵本を読んでいると、図書館の方に声をかけられました。とても申し訳なさそうにでしたが、要約すると「娘がお膝に座って聞いていられるようになんとかしてほしい」という内容でした。正直、かなりショックだったし、は?そんなこと無理なんだけど?やってみ???とイラっともしました。だめだ、カロリー摂取しようと思って近くのコメダに行き、夕飯前だし平日なのに小倉トーストにミルクコーヒー頼んじゃった。そこで落ち着いて、一緒におはなし会をしている先輩にLINEで相談しました。

先輩ふたりでも悩んでくださり、わたしに悲しい思いをさせてごめんなさい。と言ってくれました。もっと練習や打ち合わせする日を作って、娘とわたしたちが仲良くなれば読んでいる間見ていてあげられたのに。と。わたしはそんなことは全く考えていなかったので、わたしたち親子のことで悩ませて申し訳ないと思いながらも、困った時一緒に考えてくれる人がいるって幸せだな、嬉しいな…と、最近の夫との喧嘩のことなども思い出しながらじーんとしました。ママ友より先輩ママ友いるの最高だよ、ほんと。

出産前にわたしが参加できるのは多くてあと2回。その間に人見知りの娘が、わたし以外のひとのお膝に座っておはなしを聞くことはかなり厳しいと思い、考えた末、読む順番を1番はじめに固定していただき、それを踏まえて選書をする。その後娘はわたしのお膝で過ごし、前に出て行ったりしてしまうようだったらおはなしの部屋からわたしが連れ出せるように(これも先輩ふたりが、「そもそも対象年齢よりちいさいふーちゃんが最後まで聞いてられる方が不思議なんだから、みんなで協力して外に出してあげよう」と言ってくれた、、)することに。
一時預かりに連れて行く、おはなし会自体を諦めるともっと楽な方法はたくさんあるし、わたしの性格上迷惑をかけるくらいならそちらを選択してしまうところだったけど、「続けたいと思ってくれるなら全力でサポートします!」と言ってくれたこと、それから、落ち着いてゆっくり思い出して考えてみたら、図書館員の方もわたしを叱りたかったのではなく、言うか迷って迷って、でもやっぱり仕事として言わなければならなかったからあんなに申し訳なさそうで、気まずそうだったのかな。その時に言ってくれた「おはなし会は好評だったのでぜひ続けて欲しいので…」という言葉が本心だと信じて(聞いた瞬間は何様?と思ったけどね笑 たしかにこの日わたしが読んだ本はかなり子どもたちにヒットしてたのよ)、そして、静かに聞いてくれないと困るということではなく、わたしが積極的に娘をセーブしなかったことに対してのお叱りだったと思うことにして。何とか来月、もう一度頑張ろうと!思っています。
わたしと娘もこの1ヶ月、頑張ります。

・普段から利用する図書館をおはなし会をする図書館にして場所になれてもらう
・3・4・5才対象のおはなし会に毎週参加する
・家でも絵本時間を増やしてみる

この3つを次のおはなし会までの1ヶ月、継続的にやってみます。
わたしがおはなし会をしている図書館は、最寄りの図書館とは違うし、娘と通っているおはなし会はその最寄りの図書館の午前中に行われている0・1・2対象の会でした。慣れている場所の方が楽しくなっちゃうパターンもあるので一か八かだけど、借りに行くときもおはなし会も、これからは歩いて25分かけて行くことに。しかも、15:00〜の3・4・5対象の会に聞く側として参加します。幸い、来月までに3回あるので、様子の変化をみるのにはじゅうぶん。
それから、絵本時間をもっと増やす、たのしむ!最近選書にばかり気を取られていたけど、娘の好きなうたの入ったものもたくさん借りて、そもそもの絵本時間をコツコツためる!目標1日1時間。今30分くらいなので倍にする!!!簡単じゃないけど頑張るぞ〜!!


と、そんなわけで、「子連れおはなし会」という視点で悩んでみて気づいた。
わたしのいちばん大きな間違いは「最近以前より嫌々やママがいいが増えているけど、同じ歳の他の子達に比べたらまだまだ静かな方だし」と、他の子と比べて勝手に安心して、娘からの「わたしをみて!」を無視していたことでした。
誰とも比べず、娘だけの成長・変化を見てみたら、わたしが妊娠中で一緒に遊べなくなっている(一緒に過ごしてはいるけど、例えばだっこやダイナミックな動きのあるもの、滑り台をすべったり、遊具に登ったりすることなど)こと、着替えやごはんなどの育児の一部を2人目が産まれた時を想定して夫にやってもらおうとしていることなど、以前とママが違うと敏感に感じ取って、ストレスを感じていたのかもしれない。もしかしたら、すでにお腹の赤ちゃんのことを意識していたりもするのかも…とか。思いつくことがたくさんあった。しかも、それに気がついていたけど仕方ないじゃんと思っていた。妊娠するまで自分のことだけを考えてくれていたママがそんなふうに変わったら、不安になるに決まっているよなあ〜


やっと、最初の話に戻ります。
そんな気づきがあって、夫ができるできないはいっそ無視しよう!という考えに至りました(笑)産まれた後に困ったら、そのときはまた考えればいいや。今は目の前にいる娘のことだけを考えてやることにしよう。
そう思ったら、自然と夫を待っていることをやめて夕食もお風呂も2人で終わらせておくことになり、ストレスがなく時間も守れるようになりました。
ご飯とお風呂がなくなった分、夫がご飯を食べてお風呂に入るまでの30分間、ふたりでとことん遊んでもらうようにしました。すると、たった30分が遊べないんですよね。昨日なんて片手に缶チューハイ持って、あたりめをしゃぶりながら遊ぼうとしていたので「たった30分も向き合って遊べないくせに、お着替えをさせてくれないのが自分のせいじゃなくてママといる時間が長いからだなんて、よく言えたね。本当に自分ができる精一杯をやってるのかよく考えてみなよ」と言ってやりました。だってその30分の間でも、娘はわたしのおトイレまで追いかけてきて一緒に遊んでくれと言うんですよ、どう考えてもおかしい。まずはそのたった30分を「もっと遊んで〜!」と言わせるくらい楽しませてみせろ!となりました。わたしおかしいこと言ってないよね?いやふつーに、酒飲みながら子どもと遊ぶやつって何?YouTubeつけながら遊ぶやつって何??子どもと遊ぶって何かしながらできるほど簡単じゃないですよ。そんなんで言うこと聞いてもらおうなんて、子どものことなめんなよって話。


長くなったけど、1月濃かった!笑


10年後、20年後、「もっと遊んであげればよかった」とは思っても、「もっと自分の時間が欲しかった」とはわたしは思わないはず。夫は知らん。今度聞いてみるか…
だから、今できる精一杯で娘と向き合う!楽しむ。
また更に気持ちを新たに、2月も頑張ろう〜!!

いちばん悩んでいたとき、神沢利子さんの100歳記念展にて。
シークレットゲストでご本人が登場、くまのこウーフの「おかあさんおめでとう」を読んでくださって、わたし、泣いちゃった。
おかあさんのお誕生日プレゼントを探している間にハチにさされてしまったウーフに、大好きなあなたがいてくれるだけで幸せと伝えるおかあさん。マイクなしで「いい場面ですね」なんて間にはさみながらユーモアも交えて読む神沢さんが100歳とは全く思えず、めちゃくちゃかっこよくて。一生忘れないなあ
昔からファンだったくらはしれいさんの展覧会にも。
実はリベンジ。一回目はふーの機嫌が悪くて…
その時もモヤモヤして帰ったのに、まだSOSに気づいてなかった
ガレット・デ・ロワ、ちっさいの買ってみた。
来年はちゃんと大きいの注文して家族で食べたい!


以上、土日の束の間の自分時間に。
ではまた来週!よい週末を。

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