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第13話〜シャオミのスマートバンド「Mi Band 4」で睡眠と運動トラッキング、コロナ前後の変化を把握!体重計連動も〜

2020年6月8日に公開した記事を記録として残したものです。

楽しみながら、たまに失敗しながら、IoTハウスを作る「IoTおうちハック!」。築10年の一戸建てを、最先端のIoTハウスにできるのか? おうちハックで生活は便利になるのか? 筆者ななみんが2匹のねこと一緒に実証していく物語、第13話。

この春以降、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響でステイホームが呼び掛けられ、日常の行動パターンに変化があった方が多いと思います。私の場合は、2月末から完全なリモートワーク体制に切り替え、3ヶ月以上にわたって自宅で仕事をしています。

先日紹介したシャオミのスマートバンド「Mi Band 4」を昨年12月から継続して使っているので、図らずもコロナ前後の行動変化を見て取ることができます。

また、公式アプリ「Mi Fit」上で、他のIoT製品を連携することが可能なのですが、私は、シャオミのスマート体重計も継続利用しているので、こちらについてもコロナ前後の変化を見てみたいと思います。

軽くて高機能なスマートウォッチ

Mi Band 4は、歩数計や心拍計、睡眠記録などに使えるアクティブトラッカーです。約20gと軽く、防水性に優れ、プールやお風呂にも着けたまま入れます。また、電池は約20日間持つので、充電を忘れがちな面倒くさがりやさんでも日常使いできると思います。

アクティブトラッカーの機能以外にも、スマホと連携し、スマホアプリの通知を振動とメッセージで伝えたり、「スマホを探す」ボタンを押してスマホから音を鳴らし、行方不明のスマホを探す機能など、他社製の高機能スマートウォッチに負けない機能を搭載しています。

着けていることを忘れるくらいの軽さ

Mi Band 4の詳細は過去記事をご覧ください。

※現在ではMi Band 6が発売されているため、こちら↑がおすすめです。(2022年4月加筆)

Mi Band 4の記録から、コロナ前後の変化を比較

コロナ前後で私の運動や睡眠にどんな変化があったのか確認したところ、下図の通りとなりました。

【運動】

12月から5月までの運動の結果

私は2月28日からリモートワークに切り替えたのですが、12月から2月までの平均歩数が4,000歩を越えていたのに対し、3月以降は平均歩数が2,000歩を下回る結果となってしまいました。

【睡眠】

2月、3月の睡眠の結果

睡眠時間についてはコロナ前後で変わらず8時間前後でした。ただ、睡眠の質をあらわす「深い眠り」の量は徐々に減っており、1月と2月が2時間45分程度だったのに対し、4月と5月は2時間15分程度となっていました。

皆さんはコロナ前後で睡眠の量や質はどう変わったか、実感があるでしょうか? 私は、リモートワークなら朝ギリギリまで寝られるし、仕事が終わったらすぐ眠れるし最高! と当初は思っていたのですが、日中にあまりにも動かなすぎて疲れていないこともあるのか、深夜もしくは明け方まで仕事や趣味が捗ってしまい、意外にも、それほど睡眠時間は増えていませんでした。

また、会社に行っていた頃の入眠時間は午前1時から2時だったのですが、5月の入眠時間は2時半と、少し遅くなっていることが判明しました。

自分の睡眠状況がこのように可視化されて振り返れるのは良いですよね。

夜更かしし過ぎると……睡眠測定の注意点

一点、Mi Band 4で睡眠を計測する際の注意事項があります。

例えば、夜更かしして朝の7時くらいに就寝した場合など、入眠が明け方以降になった次の日は、睡眠時間がうまく取れないことです。私のように昼夜逆転しがちな人や、夜勤が多い方は少し不便かと思います(普通に夜眠ったときは驚くほど正確に睡眠の状況が可視化されるのですが……)さらに、昼寝も睡眠時間にカウントされにくいようです。

その一方で例えば、夜に眠り始めて昼もずっと目覚めず、夜まで寝てしまった、というような日には、ふだん寝る時間ではない時間帯に眠っているにも関わらず睡眠がきちんと計測されています。どうやら、「寝始める時間」によって計測されるかどうかが決まっているように見えます。

この仕様は、バッテリーを持たせるための工夫とも推測できるので、今後のアップデートで改善されるかどうかは不明です。

朝まで起きていたときは睡眠計測されず、夜中から眠り始めた場合は計測された

友達共有機能が便利!?

Mi Band 4には友達登録機能があり、友達同士の歩数・睡眠時間・体重(自分で登録した値)を共有できます。

コロナ前は、自身の歩数が平均4,000歩だったのに対し、友達に登録した同僚が10,000歩を頻繁に超えていて、「あ〜私も運動しないと」という気分になっていたのですが、リモートワーク中は、同僚も格段に平均歩数が減少しているので、モチベーションが上がるどころか、お互い「まずいね〜」と言い合うのみで結局アクションに落とすことができていません(笑)。

ジョギング仲間などスポーツ意識の高い人や、運動しようと励ましてくれるお節介な人とデータを共有したらモチベーションが上がるのかもしれません!

スマート体重計「Mi Smart Scale 2」とも連携

シャオミのスマート体重計「Mi Smart Scale 2」とも連携してみました。Mi Smart Scale 2は、ヘルスケア用スマートフォンアプリ「Mi Fit」と連動可能なスマート体重計です。

無印良品を思わせるシンプルさ

この体重計は「乗って、スマホアプリを立ち上げるだけ」で体重データが同期され、毎朝記録するのがものすごく楽です。
他社のスマート体重計の中には、NFC対応スマホをかざして同期するタイプも存在し、私は数年前に使っていたのですが、かざす手間も毎日となると面倒で、いつしか測らなくなってしまっていたのです…。
Mi Smart Scale 2も、Wi-Fiに繋げないタイプなのでスマホとBluetooth接続させる必要はありますが、アプリを立ち上げるだけで同期されるので面倒ではないし、むしろアプリを起動して前日の歩数や睡眠時間を定期的に見る癖がつくので、一石二鳥と感じます。

前回の記事でも紹介しておりますが、シャオミ製品は非常にコスパが良いのですが、このスマート体重計も破格の約2,000円程度でした……!

シャオミの魅力、IoTエコシステム

余談になりますが、シャオミのすごいところは、製品を1つ導入したら次々と欲しくなるところだと思っています。シャオミのIoTエコシステムにどんどん取り込まれてしまうんです。

スマートバンドで睡眠と運動をトラッキングしたあとは、体重計やスマートシューズ、スマートTシャツや炊飯器(!)までも繋げてみたくなりますよね……!

2019年12月9日に開催された、シャオミの日本市場への進出を発表するイベントにおいて、東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン氏は、ハードウェアは利益率5%以下と非常に低く抑えているとコメントしています。これらハードウェアのコスパが良いのはシャオミの戦略なのですね。

コロナ前後で体重に変化は?

体重の推移

「Mi Smart Scale 2」で記録した体重を、コロナ前と後で比較してみましたが、コロナ前後でほぼ変化がないという面白くない結果でした(誤差の範囲でした)……。

人によっては、リモートワークを継続することで食生活や飲み会の形が変化し、食べ過ぎたり逆に食べなくなったりしているかもしれません。長期的に定点観測するためにも、自分にとってストレスのない計測方法であることが重要です。このスマート体重計は、スマートバンドとの併用により威力を発揮すると感じています。

子猫の体重管理もやってみた

話は変わるのですが、我が家は4月末から新しい子猫さまを迎えました! もともと飼っていた成人猫2匹に加え3匹目、ベンガルの女の子、ころにゃさんです。

成人の人間や猫とは違い、子猫は日々成長スピードが凄まじく、1週間経つと別人(別猫)になるくらいなので日々驚いています。この子猫時代にしか味わえない体重の変化を記録に残したいと思いました。

生後2ヶ月ちょっとのころにゃさん

そこで、子猫のころにゃさんが我が家に来てから1か月、体重を測定し続けました。もちろん、この写真のように体重計にお利口さんに乗るわけではないですよ。

お利口さんに乗っている風

小さくて動くものを測定するのに便利な機能

シャオミのMi Smart Scale 2には、大人が抱っこした赤ちゃんの体重を測れる機能があります。まず大人が1人で乗った後、赤ちゃんを抱っこして乗ると、大人の体重分を引いて、赤ちゃんの体重を割り出します。なかなか体重計に乗ってくれないものの測定には、この機能を使います。

抱っこして測ります

ころにゃさんの1ヶ月の体重変化は?

5月5日時点で0.55kgだったのが…?
順調な増加、そして5月31日には約2倍の1.15kgに!

5月5日時点で0.55kgだったころにゃさんは、5月31日には1.15kgに! こんなに成長が早いと、測り甲斐がありますよね〜。順調に成長していることが分かります!

まとめ

Mi Band 4は、睡眠と運動をモニタリングしてくれるスマートバンドです。月単位でのグラフ表示もできるので、今回のように、長期にわたって睡眠・運動のモニタリングができました。
6月から東京都の休業要請緩和も「ステップ2」に段階的に移行し、「withコロナ」時代に本格的に突入しました。私もそろそろ前向きに、近所の散歩やオンラインエクササイズを取り入れ、運動量を増やしていこうと思います!

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