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日本酒にドライフルーツを入れて【合法】サングリアを楽しむ♪

個人的に日本酒の飲み方のアレンジを色々と試しているのですが、甘いフルーツはきっと相性が良いだろうと思い、日本酒で作る合法サングリアに挑戦したのでご紹介します。

酒税法によって酒類と他のものを混ぜることは「酒の製造」に当たり、免許がいると定められている


酒税法によって、酒類と何か(梅やフルーツなど)を混ぜる行為は、新たなる酒類を作ることとみなされ、酒造免許がいることになります。ただし自家醸造に限り例外が認められており、その範囲内でおうちで楽しむことができるのです。

使うお酒は20度以上にしましょう!

現行の酒税法に違反しないようにするためには、度数が20度以上の酒類を使用せねばなりません(アルコール度数が20度未満の場合、新たなアルコールが生成される恐れがあるため酒の製造にあたります)。

家で梅酒を漬け込む方も多いと思いますが、例えばホワイトリカーやブランデー(いずれも度数は35度以上)を使い、家庭内で楽しむ分にはOK。ただ、例えば赤ワインや白ワインに果実を漬け込む「サングリア」を自宅で作ろうとした場合、ワイン(12度〜16度)を使って"漬け込む"と、酒の製造にあたってしまい、届け出を出していなければ酒税法違反になってしまうのです。(知っていましたか?)

ただし、漬け込まずに"混和してすぐ"飲むのは例外的に認められています。

話を戻して、今回は日本酒にドライフルーツを漬けたいと思い、果実酒用の日本酒(20度以上)を用意しました!これで安心。

日本酒は酒税法上にも「アルコール度数22度未満」の飲み物であり、一般的には15度前後のものが多いですから、日本酒の中でも20度〜21度の攻めたものを選ぶ必要があるんですね。

日本酒サングリアの簡単レシピ

日本酒サングリアの作り方は、度数20度以上の日本酒に好きなドライフルーツ、氷砂糖を入れて、冷蔵庫で寝かす。以上!

わたしは日本酒にマンゴーとパインのドライフルーツを入れ、梅酒作りで余っていた氷砂糖を投入してみました。

ワンカップのビンに入れてみた

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今回は、とりあえず自宅にあったドライマンゴーとパインを使ってみたのですが、今度は他のフルーツでも試してみたいです。

ただ一点、「ぶどう」を使う場合は例外にあたらなくなってしまい酒の製造になってしまうのでくれぐれもご注意しましょう。

まとめ

日本酒サングリアを作るときは20度以上の日本酒を使い、同居の家族のみで楽しむようにしましょう。ぶどうは使っちゃだめですよ。

こんな商品も(ぽんしゅグリア)

かわいい瓶に日本酒を注ぐだけで日本酒のサングリアができるという商品もあります。その名も「ぽんしゅグリア」。

先ほどの酒税法の話でいうと、これらの商品は"漬け込み"をせずにすぐ飲む前提の商品のようです。

日本酒の味に合わせて何のフルーツが合うのか、試してみるのも面白そうですね!

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