災害の現場で活躍した「ほしいものリスト」
Amazonが提供する「ほしいものリスト」という機能。
次のボーナスが出たら買うものとか、誰かへのプレゼントの候補とか、皆さんもあらゆる使い方でこの「ほしいものリスト」を利用されているのではないでしょうか。
しかし、「ほしいものリスト」の最大の特徴は、住所や氏名を明かすことなく匿名でプレゼントを受け取れるということ。
このプレゼントという名目で「ほしいものリスト」を使っている人はどれくらいいるでしょう。
実は、この「ほしいものリスト」が被災地の支援にも役に立っていました。
被災地側で支援物資を「ほしいものリスト」に登録し、支援者はそのリストのものを購入する。そうすれば支援者側は発送手続きも不要ですし、被災地側の住所も知ることなく、支援物資を送ることができます。
被災地を支援する自治体およびNPO団体の皆様に向けた「ほしいものリスト」の作成方法は以下で確認できます。
支援者は以下から、現在募集している「ほしいものリスト」を確認することができます。
自分の足では行くことが難しい、何かしたいけど何をすればよいかわからない。「ほしいものリスト」であれば、全国どこからでも被災地の手助けが可能です。
便利になった世の中、テクノロジーをこういう風に使うことができるのはとても素晴らしいことですよね。
ちなみに私がこの「ほしいものリスト」の活用事例を知ったのはジャスパー・チャン著の「Day 1〈デイ・ワン〉 毎日がはじまりの日」という書籍でした。
アマゾンジャパンの社長を務めるジャスパーが、これまでの歴史や思い出深いエピソードを交えながらAmazonの大切にしているLP(Leadership Principles)を掘り下げて紹介しています。
素敵なLPがたくさん詰まっていますので、ぜひ読んでみてください。
では、今日は短いですがこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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